2012年5月27日日曜日

オーディションで気づいたこと。


本日偶々JR●の券の売り場を通りかかったのですが、
凄い人で溢れていました。
これには正直驚きました。

自分は馬を特にやるわけではないので、
余り迂闊なことは言えないのですが、
何か日曜日の休日のこの時間に
非常に勿体ないと感じてしまいました。

人生の時間は長いようで短い、
短い様で長いと思います。

先日のブログの続きのような話になってしまいますが、
人生は確かに人それぞれなので、
余計な事かもしれませんが、

自分の知り合いの何人かは、
こういった休日にセミナー等で自己のスキルアップ等に励んでたり、
自己の成長のために色々と鍛錬していますので、
どっちがより充実した人生を歩んでるか?
あくまで自分の価値観の話になってしまいますが、
一目瞭然だと思っています。

自分もリハーサルがなく時間が空いていれば
インナーチャイルドの勉強会や、
ビジネス関わるセミナー等に参加してます。

以前こういったセミナーに参加してる話を知人にしたところ、
馬鹿にされてしまいましたが、
何もしないよりはマシだと思いますし、
なにもしないでは成長はないと思います。

むしろ何もしないこの知人が可愛そうになりました。

もちろんちゃんと理解してくれてる知人もいましたが…。

と今回は前置きが長くなってしまいましたが、
先日オーディションを受けさせていただいたのですが、
あることに気付いたので書かせて頂きます。

幸いにもこのオーディションですが
他のドラムの方の演奏を順番待ちの時に聴くことが出来ました。

そして改めて感じたのですが、
緊張してる所為もあったとは思うのですが、
余りにも周りの音を聴いてないドラマーが多いと感じました。

そして、凝ったフィルを叩くことに夢中になってるとも感じました。

もしかしてこれはクリック+フレーズ練習の弊害でしょうか?

もしくは、自分さえ良ければ、
周りはどうでも良い今時の風潮の表れでしょうか?

スティーブガッドはクラプトンの曲でフィルどころか、
サビの頭にシンバルを入れない時が有ります。

ドラムはドラムソロ以外の時は
あくまで、バックに徹するべき楽器だと思ってます。

自分が気持ちよくなるのではなく、
周りを気持ちよくさせるのがドラムの役目じゃないでしょうか?

そしてそうすることで
バンドの演奏で調和ができるようになると思います。

もちろんジャンルにもよりますが、
周りがどう歌ってるか?を察知し、
曲の抑揚(pp~ff)をつけてあげる方が、その楽曲が生きると感じてます。

って自分もまだまだですが、
改めてなるほどと感じさせていただきました。

と長くなってしまいましたが、
ミュージシャンは自分の楽器だけでなく
周りの音を理解する聴力(周りの演奏のミスではなく、歌い方を理解する力)も必要だと思います。



2012年5月25日金曜日

現状維持のメカニズム




どうも人間と言うのは現状で満足してしまうところがあるようです。
これを書いてる俺も同じ様なところがあります。

「これで良いや!」
と思ってしまっては、成長は止まってしまいます。

音楽やバンド活動も同じじゃないでしょうか。

常に成長を心掛けないとなかなか進まないと思います。

バンドも互いの成長を考え時には、
厳しいことを言うのも有りだとは思います。

ただ、ずっとサポート等でお手伝いをしてると、
中にはインディーズのままで良い、
もしくはアマチュアのままでも良いと思ってる人も居ます。

考え方や思考は人それぞれ違うのでこれはこれでありだと思います。

それに一緒にやってくれてる方々が満足していただければ
それはそれで嬉しいのですが、

しかし、自分の成長を考えると、
果たしてそれでいいのか?と特に最近はよく考えます。

中には意見を言うと、
「考え方は人それぞれだから…」と言って、
話を終わらせてしまう人も居るのですが、

確かにその通りでありますが、
しかしそれでは話し合いもへったくれも無い訳なのでなかなか悲しいです。

ただ言えるのは、
時間と言うのはどんどん過ぎていくわけであり、
時には次のステージに上がるため、
周りの環境やかかわる人を変え、
そして
成長のために自分を厳しい立場に持っていくことも必要なのではないのでしょうか?

悔いのない人生を送るために…
と最近はよく感じます。

気が付けば今年も半年を迎えるわけですからね…。

と今日は超個人的な気持ちを書いてしまいましたが、
自分としはドラマーとしても、演奏家としても
もっと上を目指したい!と
いつも以上に感じる今日この頃でした。

2012年5月19日土曜日

一流は一流から学ぶ。


一昨日位にケニーGが来日してることを知り、
観に行こうと思ったら既に終わってしまってました。

ちょっと残念だったわけですが、
去年は自分の好きなアーティストがかなり来日し、
武道館に観に行きました。

やはり一流ミュージシャンと言われる人たちの演奏は、
見るだけで学べることが多いです。

よくアマチュアミュージシャンどうしのブッキングライブに誘われたり、
そういったライブをよく観に行く人も居るかもしれませんが、
友達を増やしたり、仲間を増やしたり、
特にプロを目指してるわけでもなく、単にサークルノリが好きなら別ですが、

もしプロを目指す、あるいは自分の演奏スキルをどんどんUPし、
自己の成長を真剣に考えてるなら、
是非ともこういったアーティストの演奏は見るべきだと思います。

野球でたとえるなら、
プロ野球選手を目指すなら、町内会どうしの野球大会を見るよりは、
東京ドームの巨人戦を見た方が遥かに学べることが多いのと
同じことだと思います。

あくまでも個人的な意見になりますが、
去年は武道館でスティングやビリーシーンの存在感を直に感じ、
涙が出るほど感動することができました。

ブルーノートならもっと間近に感じることができるでしょう。

こういった一流アーティストのチケット代は大体
7000円~10000以上と高いですが、
最近のインディーズのブッキングライブは大体2000円位、
訳のわからないドリンク代金を合わせて3000円位でしょうか。

それを3回自粛すれば行けるわけですし、
自粛しても、自己の演奏レベルを上げ、
一流を目指すなら、
世界の一流アーティストの演奏を見た方が良いと自分は思います。

また少し厳しい見解をすると、
自分の成長に伴わない友達関係は、
ある一定の時期において縁を切っても良いとは思います。

時間と言うのは二度と帰ってきません。

大切な時間は可能な限り有効に使うべきだと
個人的には思います。


と言うわけで、
是非とも海外の一流アーティストの演奏は観ましょう!








2012年5月16日水曜日

これぞ玄人の醍醐味…



ドラミングにおいて打ち込みに勝る武器は何か?と聞かれたら、
真っ先にハイハットワークだと自分なら答えるでしょう。

確かに最近のDTMの音源は生音に肉薄してきてます。
先日も知人の家で聴かせてもらった音源には、
正直驚かされました。

しかし、いくら音が良くいい感じで打つ込みをしても、
もしくは最新のエレドラにしても、
生ドラムのハイハットワークのグルーブ感や、
タッチ感は出せないでしょう。

また、超一流と言われるドラマーのハイハットワークは素晴らしので、
是非聴いてもらいたいです。
(特にジェフポーカロ)

そして自分が思うにハイハットワークを制する者は、
世界を制する…と。

素人ドラマーと玄人ドラマーの差も、
高速プレイではなく、
ハイハットワークだと思います。



2012年5月13日日曜日

熱狂的ファンの前で…



金曜日はアニソン声優系のライブだったのですが、
驚いたのは平日にも拘らず、
午後5時ごろからライブハウスの前に人が並びだしてるという状況でした。

恐らく200人近くの人は会場に居たのではないでしょうか。
この集客力もさながら、
このお客さん達は最後までライブを楽しんでたようです。

通常のインディーズ系バンドですと、
恐らくお目当てのバンドが終わると帰るか?
もしくは、お目当てのバンドの時間にならないと
ライブハウスに入って来ないというのが当たり前なのに、

彼らアニメ秋葉系声優ファンは最初から最後まで全部見るというスタンス。
と言うことで、比較してみました。
(あくまで自分の過去の経験上で書いてみました。)

集客
普通のバンド:10~20人

秋葉アニソン声優系:200人前後

対バン
普通のバンド:見ない

秋葉アニソン声優系:全部見る

雰囲気
普通のバンド:暗い(客席に対バンが居て視線が怖い時がある)

秋葉アニソン声優系:馬鹿騒ぎ(次がラストの曲と言うと必ず「えー!!↓↓」と言う)


物販
普通のバンド:余程気に入らない買わない、もしくは義理人情で買う場合がある。

秋葉アニソン声優系:列ができる。

同じ日に出演した者同士
普通のバンド:基本仲良くなろうとしない。楽屋が殺気立ってる時もある。

秋葉アニソン声優系:楽屋でアニメ話で大盛り上がり。

以上、
またリサーチしてみます。





2012年5月9日水曜日

ドラムとベースは一緒??


よくリズム隊の要のドラムとベースはピッタリ合ってなきゃいけない!
と言う話を聞きます。

自分も昔はよく周りや先輩ミュージシャンにも言われて、
『ベースとドラムは一心同体じゃなければいけない!』
と洗脳され、
ベースの人とリズムが同じタイミングなる様
よく二人でスタジオに入ってました。

しかし、色々と経験していくうちにどうも、
このベースとドラムが同じタイミングじゃないとダメというのは、
都市伝説的な事に気づきました。


あくまでもJ-POP系や歌モノになるのですが、
ベースはドラムの後ろ居るのが殆どの様です。
特にバラードは、
バスドラのサスティーンの位置にベースが居る方が気持ちいいです

むしろドラムとギターのリフやカッティングの
グループ感が合っていた方が気持いいです。

勿論ベースソロや、
ベースがリフのリードをとったり動きのあるスラップの場合は別ですが…。

というわけで、
ベースとドラムが
ピッタリ合ってるのが良いリズムとは限らないと言うわけで、
よければその点を注意しながら歌モノの動画を見ることをお勧めします。







2012年5月4日金曜日

感動する演奏とは?



良い演奏、感動する演奏、そしてプロとしての演奏とはなんでしょうか?
前回プロのアーティストとは
「如何にリスナーに対して夢を与えることができるか?」
と書かせて頂きましたが、
今回もその続編を少し書きたいと思います。

さて、実際どうしたら
そのような演奏やライブができるようになるのでしょうか?

今回もどちらかと言うとマインド的な考えになりますが、
「如何に尽くすことができるか?」
と、あくまで持論ですが、
自分はそう考えております。

つまり、自分の演奏における依頼者や
その楽曲を聴いていただけるリスナーに対して真摯に尽くすことができ、
自分が演奏するその楽曲に
どれだけ愛情を注ぐことができるか?と自分は思ってます。

もちろんその楽曲を演奏するにおける、
演奏レベルは重要ですが、
それよりも、その楽曲にどれだけ気持ちを込められるか?
その楽曲を愛することができるか?
そっちの方が大切なのではないでしょうか?

また、楽曲自身それぞれには心があると思ってます。

当然演奏者が愛情を持って演奏してくれれば、
その楽曲自身も喜ぶと思いますし、
その逆なら悲しむと思います。

そして
愛して貰えるならその楽曲は演奏者のそばにずっと居ると思いますし
愛して貰えないなら、
演奏者から離れていくことになるでしょう。

何となく恋愛に近いかもしれませんね。
長くなってきましたので、今日はこの辺で。