2012年9月13日木曜日

ロックンローラー白書 最終回


ロックンローラー白書 最終回


本来ならもっと早く最終回を書いてる予定でしたが、
レコーディングに入ってしまったり、
なんだりした関係で遅れてしまいました。

最終回はもう良いかな?とも一時期思いましたが、
某スーパーギタリスト等、各方面でのリクエストが有ったため、
やはりこの話の結末を届けなくては!
とプチ作家根性を掻き立てれてしまい、今回に至りました。

ちなみにこのロックンローラーとのやりとりを綴った携帯のメールですが、
実は消費税増税法案が衆議院を通った日に、
巨人もホールトンが広島打線につかまり、
勢い余って携帯を破壊をしてしまい、
あくまでも自分の記憶たどった形になります。

では続き…


ロックンローラーの無礼な対応をじっと我慢し
ライブハウスに向かったわけですが、
なんとか約束の18時に到着しました。

そしてこのロックンローラーとサウンドチェックに入ったのですが、
なんとこのロックンローラーはアンプの使い方よくわからないのか?
それともあの奇妙な宇宙の音が出ないのか?
じっとアンプを見つめており、スタッフが手伝おうとしても
それを拒み続け、
気づけばこの間10分位経ったと思います。

そして時間がないからとりあえず曲で…
とPAの人の声も無視し、

ちょっと発生練習をやらせて欲しいと、
突然狂った叫び声と宇宙のギター音を弾き始めました。

これには驚きましたが、
もっと驚いたのは、このライブハウスのスタッフの冷静な対応です。

もしかしてキチ●イ慣れしてるのでしょうか?

勝手に叫びだしたロックンローラーを暖かく見守ってるんです。

そんなこんなでサウンドチェックはタイムオーバー。
結局曲を合わせることもなく終わってしまいました。

そしてその後ギャラをもらうのですが、
俺に渡した数秒後に返せと言ってきました。

流石にそれには俺もちょっと待ってくれと抵抗しました。

しかしロックンローラーも頑としてギャラを返せと言ってきて、
もう埒があかないので、
『ギャラを返す代わりに本番もやらずにこのまま帰らせてくれ!』

と言ったら流石にそれは嫌だったのか??
それだったら良いと渋々納得してもらいました。

しかしながらよくよく聞くと、
以前本番前にギャラを渡したら、
演奏する前に帰ってしまったことがあるらしく、
それがトラウマになってしまってたようです。

そしてこのロックンローラーはペッドボトルの用な物をいつも携帯しており、
俺はてっきりジュースを飲んでるんだと思ってたら、
実はお酒で、すっかりのアル中依存症だったわけです。

このあと本番を迎えるのですが、
もう中身は想像したとおりです。

そして俺は演奏終了後さっさとこの場を後にするのでした…

それにしてもこの数週間後に今さんとレコーディングに入るのですが、
方や日本を代表するスーパーギタリスト、
そして方や宇宙を代表する??超音波ギタリストと
短期間で共演してたわけですね。

おわり。