2013年5月10日金曜日

能力の無い人間はダメな人間なのか?


ここ数年GWは休むことも無くあたふたしておりましたが、
今年はのんびりすることができました。

そんなのんびりなGWだったわけですが、
ふとTVを点けると
『キャプテン』と言う野球アニメが放映されておりました。

内容は名門野球部の二軍補欠の主人公が、
弱小中学野球部に転校し、
何かの勘違いでキャプテンになってしまい、
自分が二軍の補欠だったこの名門校と名勝負を繰り広げると言うストーリー。

絶対に勝てないであろう相手に、
がむしゃらに練習をし、
『絶対に勝つ』と言う気持ちで果敢に挑んで行く姿、

周りから見たら『そんな練習無駄じゃないの?』

と言う視線も気にせず、
能力の無い主人公が、『絶対に負けない!』とがむしゃらに向かっていく姿は、
何か頭を叩かれた気分になりました。

世の中の人の殆どは、
自分より能力の高い人には敬意を払うと思いますが、
自分より能力が劣ってる人に対しては、
つい馬鹿にしてしまうのではないでしょうか?

そしてそれをつい話のネタにしてしまう人も居るでしょう。
(自分もその部類だと思います。)

能力の無い人間が、
『自分は能力がない!』と決めつけて
努力もせずに諦めてしまうのは残念だと思いますが、

自分より劣ってる人が努力をしてる姿を見て、
それを話のネタしまう人たちはもっと残念だと自分は思います。

結果的に努力が実らなくても、
一心不乱に努力した人と、

他人との能力の優越感や、
能力の無い人間話のコネタに時間を費やした人ではどちらが
より良い人生でしょうか。

時間は二度と帰ってきません。

アニメでは結果的に名門校に勝ちますが、
例え負けたとしてもその努力は大きな糧になってると自分は思います。