2012年6月15日金曜日

ロックンローラー白書②



さて当初予定だった6月9日にリハーサルが出来ず、
翌10日にズレたのですが、
実は9日に会った際にこのロックンローラーに
ライブでコーラスもやってほしいと言われました。

しかしやったことがない上に、
この時点で曲を全く知らないので当然断りました。

しかしながら、
ギャラを上積みするからどうしてもやって欲しいと言って、
なかなか諦めてくれず…
仕方ないので、
とりあえずリハーサルをやってから考えさせてほしいと、
一旦保留に状態にしてもらいました。

またライブが6/11の6時半で場所は高円寺のライブハウス、
しかもそれを知ったのが2日前の6/9で、
入り時間もちゃんと伝えてもらっておらず少々憤りを感じておりました。

そして、翌日…
予定では21時から22時の1時間。

自分は前日同様に20時40分に新中野に到着。
そしてロックンローラーに到着のメールをするが…
またもや返事が無い…。

前日の事があるので既に免疫が出来ていましたが、
またもや同じパターンか?と…覚悟を決めてました。

そして、
21時5分前に昨日の改札口で待ってて欲しいとやっと連絡が来ました。

しかしながらなかなか現れず…
やっと現れたと思って時計を確認したら21時20分…
どうやらロックンローラーにとって、
20分、30分の遅刻は当たり前だの前田敦子の様です。

そして、
そのあとスタジオに向かい到着したのが21時半でした。

ふとこの時気づいたのですが、
他にメンバーらしき存在が居ない…
「あれ?他のメンバーは?」とロックンローラーに聞いたところ、
ベースは2日前から行方不明らしい。

ということは…
どうやら本番のライブはこのロックンローラーと自分の二人きりとうことが、
この時点で発覚。

そしてスタジオ入り…
ロックンローラーがとりあえずギターを弾くので、
それに合わせてほしいと弾きだすが…この時衝撃が走る。

それはギターの音ではなくバイオリンが引き千切られるような音で、
やたら連打しており、全くリズムがわからない。
つまり何を弾いてるか?さっぱりわからない…

この瞬間、
あのYOUTUBEの音源は嘘ではなかったのが証明されたである。

しかしながら今までいろんなギターの人を見てきたが、
こんなギターを弾く人は初めてである。

昔、スモークオンザウォーターのリフの裏拍が表拍になってしまい、
メトロノームからどんどんズレて気付いたら一周してた奴や、
チューニングが狂ってるのか?弾き方が下手くそなのか?
なんだかよくわからないが、やたら音痴なギタリストは居たが、
彼等は何をやってるのか?まだわかる…

しかしこのロックンローラーはその次元を遥かに超えて
何をやってるのか?さっぱりわからない…。

もしかして宇宙人にギターを渡したらこんなギターを弾くのか?…の世界である。

仕方ないので何を弾いてるのか?分からないと、
正直にその旨を伝えたところ、
カウントを言うからそれに合わせて適当に叩いてほしいとの事。

そしてロックンローラーのカウントでドラム叩き出したところ…
このロックンローラーが突然スタジオ内を飛び跳ねだす。

そして、レイザーラモンかのような叫び声で、
「フォー、フォー、ジュリア!!フォー」と
歌なのか?なんなのか?よく分からず叫びだす。

しばらくこの状態が続き、
とりあえず曲らしきものが終わったと思い手を止め、
ふとこのロックンローラーを見たところ…

またもや衝撃が…

なんとこのロックンローラー、顔面から血を噴出してました。

まるでアブドラザブッチャー、
いや、前田日明vs藤波辰巳の試合で前田日明に大車輪キックをやられ、
大出血した藤波辰巳の様でした…。

そして、このロックンローラー本人も鏡を見て驚いており、
急いでタオルで出血を抑えておりました。

当初は血糊の演出なのか?とも思ってたのですが、
本当に何処かにぶつけたようで、マジボケだったわけです。

そしてこの時21時55分、
当然5分前なのでスタジオのスタッフが入ってきたのですが、
この光景にスタジオのスタッフの人も目が点になってました。

しかし、もっと驚いたのがこのロックンローラーのこの後の発言、
「22時まであと5分ありますよ!!」
とスタジオのスタッフに言い寄ってるじゃないですか!!

どうやら常識が分かってないようです…

そして後日…ライブ当日にまたもや事件が…
つづく。



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