2012年4月25日水曜日

本当に大切なものは?



音楽に限らず、生きていくうえで大切なものは何だろう?
とここ数年深く考えることが多々あります。

ドラムに関して言えば、
技術力のみならずその人間性はもっと大切だと感じてます。

どんなに素晴らしい技術力が有っても
最後はその人の人間性が如何に大切であり、
その人間性に引き寄せられて人は寄ってくるものだと考えてます。
(もちろん技術力も大切ですよ!)

それをカリスマ性、
もしくはリーダーシップとでも言うのでしょうか?

あるいは本当の自分と表現したらいいのかもしれません。

そして本当の自分の姿で演奏できるようになれば
それが素晴らしい演奏に繋がると考え、
またリスナーに大きな夢を与えることができると思ってます。

では、その本当の自分を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?

以前にも書いたかもしれませんが、
まずは他人との比較で、
自分が人より優れてるところばかりに意識をフォーカスしているうちは、
本当の自分が見えてこないと思います。

比較する時点で何か怒りに近い感情、
他人や自分を否定し、許せない感情に近くなるからだと思います。

では、
それを打開するにはどうしたらいいのか?

それにはまず寛容になることが大切だと思います。
つまり許すということです。

しかし自分も含め、
注意しないといけないのは、
アドバイスと生じて自分の考えを人に押し付けることです。

大義名分ともいいますが、
本当に相手のことを思って言ってるのか?
それとも自分のエゴを押し付けてるだけなのか?

思ったことは言った方が良いとは思いますが、
それがどちらなのか?
少し見極めが必要だと思います。

人の心をコントロールしようとする時点でこの感情は怒りであり、
この時点で寛容ではなくなります。

と…長くなってしまったので続きはそのうち…。





2012年4月24日火曜日

人前で緊張せずに演奏するには?(アロマ編)


人前で緊張しない方法として、
これも自分だけかもしれませんが、
ライブ前にアロマを使うだけで、
リラックスが出来たりします。

当初アロマなんて女性だけがするものだと、
少々馬鹿にしてたのですが、
ちょっと違うようです。

そして香水とも少し違うようです。

ただ、アロマに限らず臭いと言うのは意外に
深層心理や、
人の心奥深いところ、
そして身体にも影響が有るようです。

自分に合ったいい香りのアロマを感じると、
かなり落ち着きます。

自分は、毎日湯船入れてます。

しかし、それ以外でも、
アロマを使うことにより
お風呂の湯船に浸かってる感覚になり、
ライブの時にも凄くリラックスができます。

ポイントとしては、
やはり自分に合った物を探す事ではないでしょうか。

このリラックスした状態での演奏は、
やはり聴く者にも魅了できまので、
一度お試し頂くことをお勧めします。



2012年4月21日土曜日

演奏中の目線。


人前で緊張しないで演奏する方法を以前書きましたが、
まだ書いてない方法をもう一つ書きます。

これも自分だけなのかもしれませんが、
演奏中は遠くを見るようするということです。

つまり、目線を観客席の先を見るようにするということです。

これは以前NHKの番組で神保さんが高速プレイをしてる時に、
視界はどこにあるか?と言う事を科学的に解明してたのですが、
それをヒントにしました。

恐らく大概は自分の音が気になるばかりに、
自分の楽器に目が行ってしまうかもしれませんが、
こうすることにより、周りの音や他のプレイヤーの表情等に、
気持ちが行くことになると思います。

特にステージの上で自分の演奏が気になるばかりに、
下を向いてしまってる人は多いと思いますが、
(自分もしかり…)
目線を遠くすることで、観客にも良いアピールができるのではないでしょうか。

そして、意外に周りの音に意識していても、
自分の音は右脳がうまくキャッチして聴こえてるようです。

自分はこの目線を遠くと、
演奏中に寝る奏法を楽曲によって使い分けてます。

もしよければ一度お試しください。



2012年4月19日木曜日

サンバキック都市伝説②


サンバキックが出来ずにどうしたら良いものか?
「プロになるにはサンバキックが出来ないとだめだ」と

当時17歳の自分はご飯も食べれなくなるくらいずっと悩みました。


そんなある日、
とあるビデオをみました。

スティーブガッドの「Up Close」と言う教則ビデオで、
教室から借りてみてたところ、

スティーブガッドがアップダウン奏法と言うのを
バスドラでやってるではないですか。

試しにそれを練習し始めました、
それと同時に、
アップダウン奏法を教えてくれるドラム教室に
教室を変えました。

16分で音符でドドドドと連打の練習をしていくうちに、
いつの間にかコツを掴み、
何とかできるようになってきました。

そこからは早かった気がします。
確か、課題曲でカシオペアの「スペースロード」と言う曲が有ったんですが、
その曲も楽に踏めるようになってました。

恐らくすごく練習してテンポ160位では踏めるようになってたのではないでしょうか?


しかし、その後にプロのオーディションを受けていくうちに気付いたのですが、
オーディションでは現在も含め一度も
サンバキックはありませんでした。

つまり、教室の先生の一言で始まった
「プロになるにはサンバキックが出来ないとだめだ」は、

都市伝説だったわけです。

ちなみにこのサンバキックですが、
ずっとやってませんでしたが、最近サポートしてるバンドで復活しました。





2012年4月17日火曜日

サンバキック都市伝説①


サンバキックと言うとドラムをやったことがない人は何のことか?
さっぱりわからないと思いますが、
ラテンのリズムで
その特徴の一つに
ドドッと言うバスドラの2連打が永遠続くパターンなのです。

動画で検索してみると出てくると思いますので、
もしよければ見て頂ければと思います。

さてこのサンバッキクなのですが、
ドラム教室の課題を熟し、中級ぐらいのレベルに入った辺りで、
教室の課題として出てきました。

先生が何気なくやってましたが、
当時の自分としては目が点になりました。

ルーディメンツ等の手に関しては、
たいして苦労もなく、
熟してたのでこのサンバキックが大きな壁として現れたのです。

そして、ここの教室の先生がさりげなく
「プロはみんなできるから、プロになるならできないとね。」
と…

この言葉にかなり翻弄されました。

それからと言うもの、
毎日サンバキックの練習が始まりました。

手の奏法に関しては、
ペースの時と同様に根性でやればできたのですが、

このサンバキックはいくら根性を出してもできませんでした。
練習ではテンポを1ずつ上げていきましたが…
全くのお手上げ状態。

その後いろんなスクールやセミナーに行っては、
このサンバキックを習得しようとしましたが、
とても無理でした。

2012年4月14日土曜日

ドラムの一歩③


中学のときは周りにドラムをやってる人が居なかった為か?(笑)
自分と他人との比較が無かった故に
割とのびのびと練習し、
やがて8ビートも基本的な事は出来る様になって来ました。

そして中学を卒業し、
高校に入ったのでしたが、
ここで一人の先輩ドラマーとの出会いがありました。

その先輩はJAZZのドラマーで音色から
テクニック、そしてリズムがすごく強烈でした。

とても今の自分には足元にも及ばない!!
と入学当時、そんな衝撃を受けました。

そして、クラスの人にも、
「●●先輩のほうが君より全然うまいよね?」
的なことをいわれました。

実はここまでのこの流れですが、
私の過去のブログを読んで頂ければわかると思いますが、

小学校時代のマンガの時の
①強烈な先輩
②クラスの人に馬鹿にされた。

と凄く似たケースなんです。

マンガの時ですとこの段階で諦めが始まってしまったんですが、
ドラムの場合はなぜか?諦める気が起きなかったんです。

むしろこの先輩ドラマーに憧れ、
この先輩に追いつきたい!
いつか追い越したい!!
という凄い前向きな気持ちが起きました。

それと同時にそれまではさりげなく聴いていたフュージョンでしたが、
チックコリアやディブウィックルが好きになり、
(神保さんもしかり)
強烈にフュージョンドラムがしたくなったのです。

その先輩はジャズでしたので、
少しジャンルは違うのですが、
いずれにせよ本格的なテクニカル・ドラミングを習得したくなりました。

ルーディメンツの本を買ってきて練習したり、
ドラム教室をもっとプロ思考の教室に変えたり、
ドラムの練習時間も一日6~8時間に増やしました。


そして本格的なドラム道が始まるのですが、
この後大きな壁、
サンバキックにぶち当たるのです。

次回はこのサンバキック都市伝説について書きたいと思います。

2012年4月13日金曜日

ドラムの一歩②


なぜ?半年もエイトビートがロクにもできなく、
ドラムを諦めなかったのか?

恐らくドラムを始めたいきさつがあったのがまず考えられます。
それと、ドラムに関しては他にやってる人が周りに
あまりいなかったのもあるんではないでしょうか?

ちなみに学際目指すバンドのほうですが、
当初自分がベースをやる予定で別な人がドラムをやることになってたんですが、
俺がドラムを始めた為に、少しゴタゴタがありました。

ただドラムをやる予定だった人に、
『お前みたいなやつにドラムなんてできるはずが無い!』
的なことを言われたのも有ったのかもしれません。

しかし、それ以上にドラムを叩く人が他に居なかったので、
緊張しないで演奏する方法のところで述べた、
他人との比較が自然と無かったためだったと思われます。

それから学際の方ですが、
当初は出る予定を一旦キャンセルしたのですが、
実行委員の方でのミスで、
プログラムに記載してしまった関係上、
結果的に出る羽目になってしまいました。

急遽の事で慌てましたが、
一生懸命練習し出演しました。

自分の田舎ではバンドが珍しかったのか?
自分たちの出番の前のコーラス部はガラガラだったのですが、
自分達のライブは超満員でした。

今でも良い思い出として覚えてます。


やがて高校へ入学し…
ここでスーパーな先輩と出会うのです。

と今日はライブだったので、続きはまた今度。




2012年4月12日木曜日

ドラムの一歩


というわけで、
紆余曲折がありドラムを始めたわけですが、

ベースの場合、友達がギターを始め、
クラスの人に『お前は何の取り柄もない!』の一言に逆鱗した事が
始めたきっかけですが、

ドラムの場合は上記とは違い、
ドラムの音、スネアの音だったわけで、
本当に恋人と巡り会った感じだったわけなのです。

さてドラムを始めた当初、ベースを買ってもらったばかりと、
中学二年で来年は受験を控えてるため、
すぐにはドラムセットなんて買ってもらえませんでした。

ということで、
椅子をドラム代わりにして、練習を始めました。

とりあえず、教則本を買ってきたのですが、
やはり完全初心者のためどうしたらいいか?困ってしまい、
やはりこちらも親と相談して教室に通わさせてもらえることに成りました。

そして最初の壁にぶち当たったのが8ビートでした。

バスドラムのドチドドが出来ません。
(すみません何の事書いてるか?わかりませんよね?)

この基本的な8ビートがお手上げでした。
特にバスドラが、連打で続く箇所
ドチドドチドドのドドなんて頭がおかしくなりそうでした。

よく『ドラムの人って手足バラバラに動くいますよね?』

と言われますが、
それが見事に当てハマリました。

そしておそらく毎日のように練習すれば、
おそらく二週間ぐらいでできるようになるとは思うのですが
自分の場合恥ずかしながら、
半年近くかかったと思います。
授業中もこっそり練習してて半年です。

よく半年も諦めずに練習したもんだな?
と今でも思います。

恐らく他のことだったらとっくの昔に諦めて辞めてたと思います。

どうして続いたのか??
と…また長くなってきましたので、続きはまた後日!!


2012年4月11日水曜日

ドラムを始めたきっかけ④

前回の続きで、
衝撃的なドラムとの出会いから、
ずっとベースの練習が覚束無くなってしまいました。

当然、教室の宿題にも身が入らなくなってしまい、
毎日の様に楽器屋に行ってはドラムを眺めてくるという有様。
当然店員さんには変な目で見られ、
注意とはいかないまでも、
ドラム欲しいなら買えば?的な感じで声をかけられるようになりました。

実はここまできたらドラムをやれば良いと思うかもしれませんが、
僕の田舎は変な風潮がありまして、
ひとつ事を始めたら10年近くは他のことはするな的な感じで、
ベースを始めて半年も満たない状態で、
ドラムをやりたい!なんて言えませんでした。

しかしとうとう我慢の限界が来てしまい、
親にその気持ちを伝えたところ、
あっけなくOKを頂きました。

これには意外でした。

どうやら親にしてみれば、
バイクとかそういうものなら困るけど、
楽器なら全然OKだったようです。

しかしベース教室の先生は優しい口調でしたが、
かなり怒られました。

特に自分がまだ14歳で、
ないも知らない中学生の生意気な子供だったかもしれませんが、

例のジョンパティトゥッチフレーズ事件を棚に出し、
『ベースって対したことないですから!』
的な、強烈な発言が怒りを買ってしまったようです。

今考えるととても恐ろしい発言ですね。

ただ、今思うと当然一人生徒が減るわけですから、
いろいろといわれるのは当たり前ですね。

ということでドラムを始める決意をしたわけです。
しかし、
ドラムを始めた当初はベースのようにスムーズには行きませんでした。

つづく。



2012年4月10日火曜日

ドラムを始めたきっかけ③


と言うわけで、
ベースを始めて根性練習でしたが、
徐々に上達をしていった訳です。
今思うと手先・指先は器用な方だったとは思います。

この手先器用の件は、
現在のドラムの師匠にもよく言われます。

やはり、小さいころ少しだけでしたが、
ピアノを習いに行った影響だったのでしょうか?
それとも漫画を描いてたおかげでしょうか?

タラればになりますが、
もしこのままベースを本気で続けていたら、
今はどんな人生になっていたか?
罷り間違って、
スーパーベーシストになってたかもしれません(笑)

さて実はこの段階では
まだバンドの練習はやっていませんでした。
大体はメトロノームや音源に合わせて教室の宿題的な練習を続けてました。

そんなある日、
ベース教室から課題曲が渡されました。

それはアルフィーの『星空のディスタンス』だったと思います。
なぜこの曲をこの先生が選らだか?未だよく分かりません。

そして帰宅後その音源と合わせて
ベースを弾いてると、
どうも自分の心を揺さぶる音が聴こえて来るんです。

それがとても気になって練習が出来ないくらいでした。

どうしても気になってしまったので、
『これって何?』
友達に聞いたところ、
それは、ドラムのスネア音でした。

実はこの段階で初めてドラムと言う楽器を知ったわけです。

それと後から知ったのですが、
この曲のレコーディングでドラムを叩いてたのは
山木秀夫さんだったわけで、
若干14歳にして山木さんのドラムの虜になってしまったわけですね。

それからというもの、
この日を境にベースの練習が手につかなくなってしまいました。

もしかして衝撃的な初恋に近いのかもしれません。
近くの楽器屋に行っては
ドラムセットを眺める日々が始まってしまいました。

そして…


2012年4月9日月曜日

ドラムを始めたきっかけ②



さて友達がギターを始めたのをきっかけに
自分もギターを始めるつもりで居たのですが、
実はもう一人別な友達も同じ頃ギターを始めてしまいました。

そして、自分もギターを始める旨を最初に始めた友達に伝えたところ、
「ギター三人じゃバンド組めないよ」
と言われ反対されてしまいました。

実はこの段階で学際を目指す話が出ており、
とりあえず学際を目指すのであれば、
やはりバンドをちゃんと組んで出たいという流れてなってました。

「だったらベースやれよ!」
と友達言われ、

この当時、ベースとギターの区別がつかなかった自分は
あっさりOKをしてしまいました。

そんな感じでさっそく親に話をしてベースを買ってもらいました。
実は珍しいかもしれませんが、
自分の親は音楽活動をするのにすごく賛成の人でした。

幼少のころにはピアノを習わせかったらしく、
自分をピアノ教室に行かせたのですが、
何分、周りが女の子しかいなかったため、
恥ずかしがってすぐにやめてしまいました。
(今思うとすごく勿体ないですね。)

それでベースを習得するのにとりあえず、
誰かに習った方が良いだろうということで、
地元の音楽教室にベースを習いに行き始めました。

練習も凄く熱心にやっていた気がします。
ベースのレッスンを受けててひとつ凄い思い出があるのですが、
確か教室に行き始めて三か月くらい過ぎた時だと思います。

先生が何気なく、
確かジョンパティトゥッチのフレーズ集みたいな感じの、
高速テクニックの資料を見せてもらい、
「まぁ今すぐには無理だから、そのうち出来るようにね」
と言う感じで渡されました。


そして
「もしこのフレーズが出来たら、クラスの馬鹿にした奴を見返すことができる」
と変な思い込みをして、
徹夜で練習をし、
一週間でそのフレーズを弾けるようになってしまい、
翌週のレッスンで先生の目が鱗になってしまったを覚えてます。

ギターを始めていた友達も
その高速フレーズには驚いてました。
(完成度はどうだったか?は覚えてませんが(笑))

そしてそんなある日…
つづく


2012年4月8日日曜日

ドラムを始めたきっかけ。


実は小学校のころは野球が大好きでした。
真面目に甲子園とかプロ野球選手に憧れてました。
当時から熱狂的な巨人ファンだったことは覚えてます。
なぜ巨人を好きになったのか?はよくわかりません。
父の影響だったのかもしれませんが、
父親とは何度か巨人戦を見に行った記憶があります。

それと別途漫画を描くのも好きでした。
透明の下敷きに、よく漫画を描いていました。
夏休みや冬休みなど、友達が家に来ては毎日漫画を描いてたのを覚えてます。
1コマや2コマを真面目に描くだけで、
確か丸一日はかかっていたので
よく根気強く描いていたものだと思います。

そして、
どうして漫画を描くのを辞めてしまったかと言いますと、
今思い浮かべるだけで3つほど挙げられます。

ひとつは小学校時に漫画クラブに所属していたのですが
先輩で強烈にすごい人が居て、
その人に自分の漫画をダメだしされたことだと思います。

もう一つは同級生にかなりバカにされたことですね。
なんでバカにされたのか?は今でも思い出せませんが、
当時の小学生の純真な自分の心に傷がついたのだと思います。

そして最後の一つは、
自信を持って描いた絵をどこかのコンクールに出した際、
何の賞も貰えず落選してしまったためだと思われます。

そのあと中学に入り、
それでも多少漫画を描いていたのは覚えてたのですが、
小学校の時のショックとやはり漫画を描くことで、
クラスメイトに馬鹿にされた事で、きっぱりやめてしまったわけです。

ではどうしてドラムを始めたのか?

漫画を辞めた後、クラスの誰かに
「お前は何の取り柄もないやつだな!」
と言われ、
何か強烈な怒りと悔しさを心に刻まれたのを覚えております。

それと同時に仲良かった友達がギターを始め、
「何の取り柄もないと言った奴を見返してやりたい!」と言う気持ちになった事と、
もう一つは、
当時の先輩のギタープレイががかっこよかったのが
始めようとしたきっかけで、
これが音楽への道の第一歩だったわけです。

今思うとあまりアーティストとしての入り口としては
良いきっかけではなかった訳ですね。

ではギターを習得するつもりが何故ドラムに移っていったか?

とまた長くなってきましたので、
続きはまた後日!!


2012年4月7日土曜日

プロのアーティストとは?



プロのアーティストとはなんでしょうか?
集客力があることでしょうか?
それとも素晴らしい楽曲やテクニックを持ってるという事でしょうか?

自分が考える現段階の答えは、
リスナーに大きな夢や希望を与えることができ、
そのリスナーの人生を狂わすぐらいの影響力を与えることが
できるかどうかだと思います。

大きなステージでの演奏や、
ビックアーティストの仲間入りをしたい人は多く居ると思います。
また、そういうのを夢見てる人も多く居るでしょう。
自分もそうです。

ですが、人に夢を与えられることができるか?
どういった影響を人に与えることができるかどうか?
このことについて真剣に考えたことはありますでしょうか

人に夢を与える影響力を持つことは
決して軽いことではないと思いますし、
スクールで簡単に習えたり
マーケティングで使うような簡単な方程式でもおさまらないと思います。

昨年ですが、
とあるVoオーディションの審査をやらせて頂いた際に
上記の質問をさせて頂いたのですが、
残念ながらそこまで考えてる人は居ませんでした。

もしかして、
ある意味それをカリスマ性というのかもしれません。

ではどうしたらいいのでしょうか?
どうやったら、人に影響力を与えられるような
そのカリスマ性を持てるようになるのでしょうか?

自分の現段階での答えですが、
アーティスイトであれば
まず素晴らしい技術力を身に着けることが大切だと思います。

そしてその技術を超える人間性と心を磨くことではないでしょうか。

以前とある方から、
「どんなに素晴らしいテクニックや技術を持っていても、
最後はその人がどんな人間かが大切である」
と聞いたことがあります。

その人間力に多くの人は引き寄せられてくるのではないでしょうか。

しかしこれは、
あくまでも現時点での自分の答えです。

もちろん人間力だけを磨くのではなく、
技術を磨いていくうえでの話ですが…

と、
長くなってきましたのでこの話のはまた今度。



2012年4月6日金曜日

一人旅



先日実家の水戸市に帰りました。
東京から特急だと1時間弱、普通電車だと3時間近くかかります。
自分の場合どうも特急は苦手で、
各駅停車の方が好きです。

のんびりと時間を気にせず揺られるのと
なんといってもあまり車両に人が乗ってなく、
ほぼ貸切り状態の上にロマンスシートの故に、
脚とかが伸ばせるのがたまらなく好きです。

以前は毎年この季節になると伊勢まで行き、
帰りは永遠各駅停車で8時間以上かけて東京まで戻ってくるというのを行ってました。

どうもこののんびりとした電車の旅が自分は大好きの様です。

さて実家の水戸に本当に久しぶりに帰ってみたところ、
水戸の街は震災から大分復興してるように見えました。

しかしどうも活気が感じられません。
あれから一年以上過ぎましたが、
見た目上は復興してるように見受けられますが、
あの大震災は地元の人にとっては相当なダメージを受けてると感じました。

また、自分が幼いころよく見に行った映画館は
駐車場になっており、
よく通っていた楽器店は今はなくコンビニとなってました。

それだけでもすごく寂しいのですが、
渋谷のハチ公前とは言いませんが、
駅の周辺やデパートの周りは普通に歩いてるだけで人と触れ合うぐらい、
人に溢れていた活気さが全くありませんでした。
ゴーストタウンと言っても過言ではないくらい、
人気がありませんでした。

またお墓参りも行ってきたのですが、
父方の方はそうでもなかったのですが、
母方の方のお寺のお墓はほとんど倒れたままの状態でした。

そんな中、偶然かもしれませんが、
私の母方のお墓は倒れず済んでおりました。
あの状態の中無事だったのは奇跡だったのでしょうか。

それにしても
こういった光景を目の当たりにしますと、
テレビやマスコミでは放映されない部分でも随分と傷跡のが残ってるものだと感じます。

そして
少しでも自分が地域の復興や人々に夢や希望を当たられるよう、
力になれないものかと思いました。



2012年4月5日木曜日

ナンバーワンは凄い!?



先日BSでカーペンターズの特集が放映されてました。
内容はパーソナリティの谷村新司さんが、
リチャードカーペンターさんのご自宅にお邪魔し、
インタビュー形式で生い立ちからデビュー、
ヒットソングを作り出した秘話、
そして、
一躍トップアーティストになってしまった故の苦悩を語る内容でした。

ご存じのとおり
カレンカーペンターさんはドラムを叩き歌います。
当時としてはドラムで歌うのはフィルコリンズだけだったらしく、
しかも女性と言うことで大変珍しかったとのこと。

そしてデビュー曲はビートルズのヒット曲を
バラード風にアレンジした「涙の乗車券」でした。
そのサウンドはカーペンターズらしいアレンジとして、
まずまずのヒットとなりました。

その後「遙かなる影」の大ヒットにより一躍トップアーティストとなったわけです。

しかし、トップアーティストになったことにより、
自分の時間が無くなるだけではなく、
常にトップで居ないと周りに評価されないのでは?
と悩むようになったとのことです。

本当はもっと自分らしい音楽を追求したかったのですが、
周りがそうさせてくれないともおっしゃってました。

パーソナリティの谷村新司さんも同様経験をしたらしく、
ベストテンで1位を取ってしまった故に、
2位では世間から認められなくなるのでは?と言う恐怖にが来たとのことです。

そこで1位にしがみつくか?
それともそれを手放し、
自分の音楽性を追求するか?
どちらかを選ぶかを悩んだ挙句、後者を選んだとのことでした。

大概のトップアーティストは上記の事で悩むらしいです。

自分はドラマーとして、
ナンバーワンになったことはないので分かりませんが、
ナンバーワンになったことで、
それにしがみつくために精神的におかしくなってしまうのでないか?
と感じました。

ご存じのとおりカレンさんは32歳で亡くなり、
先日はホイットニー・ヒューストンさんが亡くなりました。

トップアーティストになってしまい、
それ以外では周りから認めてもらえないという恐怖の苦悩に
悩まされてたことが想像できます。

あくまでも個人的な考えですが、
ナンバーワンになることは凄いことですが、
それ以上に大切なことはあると思います。

もしこれを読んでる方でナンバーワンになることや、
周りからの評価にしか価値を見出さないで居る方がおりましたら、
もう一度充実した人生を歩むうえで
本当に大切なものは何か?
再度考えてみては如何でしょうか。



2012年4月4日水曜日

人前での演奏とヨガの関連性(その2)。



前回書いた
ヨガのシャバーサナ(安らぎのポーズ)をしてての感想の続きですが、
凄く気持ちが穏やかになります。
たとえて言うなら温泉の良いお湯に浸かってる状態に似てます。
そして、その時に何か悩み事があるとしたら、
それが凄くちっぽけなことに感じてきます。
つまり、特にそんなことで悩まなくても良いじゃん!
なんでこんなくだらないことに悩んでるんだ?
的な感覚になれます。

だったら温泉で良いのでは?的な考えもありますが、
どうも温泉だとここまでの感覚になれない気がします。

そして…心身ともに健康で生きてるだけで幸せなんだなぁ~的な感じを
味わうことができます。

つまり
心身ともに健康であるが故に、音楽活動ができるわけであり、
健康があるが故に悩みや苦しみや喜びがあると感じるわけです。

そして、健康で生きているだけで本来は人は幸せであり、
そのことに対して感謝の気持ちが出てきます。

この感覚は私だけなのでしょうか?

大体ヨガの後はそういった感謝の気持ちが表れますので、
満員電車や多少の嫌なことでも平気になったりします。
むしろ余計な親切までしだしちゃいます(笑)

また、当然生きてるだけで幸せいっぱいの感覚ですので、
人の評価とか、
他人と自分との比較とか、
自分の情けないところとかが気に無くなりますので、
演奏で緊張することも減ってきます。

ということで、大きなライブやオーディション前とか
どうしても緊張する場面が想定される直前には大変かもしれませんが、
ホットヨガを受講することをお勧めます。

ちなみにこのホットヨガですが、
担当してくれるインストラクターの先生によっては癒され度がかなり違いますので、
自分と相性の良いインストラクターを見つけることもポイントになります。

いずれにせよ、
ホットヨガも体験レッスンをやってるところが多々ありますので、
一度行ってみては如何でしょうか。





2012年4月3日火曜日

人前での演奏とヨガの関連性。


今回はヨガについて少し書きたいと思います。
ヨガは心身ともに良い影響を与えてくれますが、
もしかしてこれは自分だけが感じてるのかも知れません。
従いまして本当に参考程度に読んでいただければと思います。

ヨガを始めたきっかけは、もともと関節が固く、
その関節を柔らかくしたいという思いからでした。
実はヨガの前に身体を柔らかくしてくれると言う体操を習いに行ってたのですが、
特に効果はなくどうしようか?と考えていたところ、
知人に薦められて始めたのがきっかけです。

ヨガのレッスンをしてくれるところを
インターネットで調べるとかなりの数が有り、
正直どこに行ったらいいのか迷ってしまいました。


とりあえず体験レッスンを受けてさえてくれてるところと、
たまたま知人が池袋近辺なら一緒に通っても良いということでしたので、
そのあたりで探してみました。


ヨガとなると欧米とは違い日本の場合、
大半の人がダイエット目的で通う様です。
従いまして、
日本のヨガ教室の殆どは女性が通うのではないでしょうか。
実際に体験レッスンも男は自分一人と言う状態でした。

そしてホットヨガでしたので、
もしかして気分が悪くなるのか?と心配してましたが、
そんなことなくしかもシャワールームも一人でしたので
かなり爽快な気分になったのを覚えてます。

さてここのヨガ教室ですが、
最初にヨガに対する心構えを言います。
『ヨガは決して人と比べることなく、自分のペースで…』
この言葉には衝撃を受けました。
自分が提唱してる
人前で緊張しない演奏方法の考え方の部分を言ってるのではないですか。

そして準備と呼吸に対して入念に時間をかけてくれます。
この時点で汗がかなり出始めます。

その後さまざまなポーズを行い、
大量の汗をかいた最後に
シュバーサナという安らぎのポーズをします。

どうやらさまざまなポーズの最後にこのポーズをすることで
人前で緊張しなくなるための、
心と身体に効果をもたらせてくれる何かを
感じさせてくれる状態になれるようです。

そのポーズをしてる時に実際に感じた感想ですが、
また長くなってきましたので、続きは後日…。





2012年4月2日月曜日

ピアノも弾けるドラマー



タイトルは凄いのですが、
なんてことない今日はピアノのレッスンの日でした。


今年なってからピアノのレッスンが復活してもう三か月程経ったわけですね。
とりあえず少しずつですが続いてるといった感じです。

しかしながら、
この少しずつというのが意外と大切なのではないでしょうか。

継続は力なりと言うことわざや、
石の上にも三年ということわざのその言葉通り、
毎日コツコツと続けることが何事でも大事ではないでしょうか?

最近の兆候としては、
すぐに弾ける○○○とか、
速攻○○○やたった○日で習得!!等、
すぐに習得できてしまうノウハウものが流行ってるようです。

ただ自分が思うに
何でも簡単にすぐに出来てしまっては
中身が薄い物になってしまうのではないでしょうか。

その逆に長年コツコツと積み重ねてきたものは、
どんな事があろうとブレることはないと思います。

それも大きな自信の一つになるのではないでしょうか。

そして、無駄だなと思って取り組んだことが、
意外に後から役に立ったりすることが有ったりします。

彼是と手を出しすぎるのもどうかとは思いますが、
すぐに結果を求めすぎるものもどうか?
とも思います。

その道を極めるのは難しいかもしれませんが、
諦めずコツコツと続けてれば、
いつかはその道も極まると思います。

諦めるのは簡単、
しかし続けることは大きな財産。

何かを続けてきたこの道は変わらぬ事実でありますから、
一つでも道を極めてみてはいかがでしょうか。

と、今回はヨガを書く予定でしたが、
ピアノのレッスンが有ったため、
そっち的な内容になってしまいました。

それでは。

2012年4月1日日曜日

人前で緊張せずに演奏するには?(小まとめ)



前回の自分の弱さを認め、
そしてダメな自分を許すはいかがでしたでしょうか?

自分が思うに、
この許すという寛容的な部分が大切だと感じてます。

自分の弱さを認め許すことにより、
他人のミスや弱さを労り、許すことができ、
そして寛容なっていくものだと感じてます。

そうすることにより、
より良いコミュニケーションが演奏者同士のみならず、
見に来てくれたお客さんを含めて築けるのだと思います。
(このコミュニケーションはもちろん自分自身に対するものも含みます。)

有名な台詞で
「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちと言うものを…」
と、ガンダムのシャアが劇中で言ってますが、
この提唱とは全く別ですね。

ビリージョエルの名曲の
「 素顔のままで」
の方が当てはまります。

素直にすべてをさらけ出し、
ありのままの自分を認めて、
そして本当の自分の姿で肯定的な人生を歩めた方が、
よりより生き方が出来ると言う考え方と同じですね。

さて少しここまでのまとめを少ししたいと思います。

身体に対してリラックスさせるアプローチ
演奏前にストレッチをする(手を組んでぐるぐる回す)
呼吸は吐く時は吸うときの倍(例:吸う時が3秒なら吐く時は6秒)
可能ならヨガ

考え方や心に対してリラックスさせるアプローチ
他人と自分との比較を辞めること
他人の評価より自分がこれまでどれだけ努力できたかを評価する
自分の弱さを認め、そして許す。

身体と心の両方に対するアプローチ
ヨガ(ホットヨガ)
アロマ

次回は、身体と心の両方に対するアプローチが出来てしまう、
ヨガについてちょっと書きたいと思います。


もし人前で緊張して本来の自分の演奏できない方が、
このブログを読むことで少しでもお役にたつことが出来ればうれしいです。