2012年12月5日水曜日

新居のご紹介

この度引っ越しをしました。
というより来年の1月4日まで諸事情で前の家も借りてるので、
現在部屋を二つ借りてる状態です。

今までは駅から徒歩18分、自転車で約10分程度でしたが、
今度の新居は駅から徒歩5分です。

駅は葛西から南行徳なので若干都心より離れましたが、
実際には駅から近くなった分だけ帰宅する時間は気持ち早くなった感じです。

そしてなんと!1Kから3DKへとグレードアップしました!

なんでこんな広い家に引っ越ししたかと言いますと
冬が来たなら。』の印税がたんまりと入ってきたからです。
というのは冗談ですが、
父と来年済む予定を見込んで新居を借りました。

ちなみに家賃って交渉次第で安くなるって知ってましたか?

この物件当初は9万2千円でしたが、
交渉で7万9千円まで家賃を下げさせました。
そしてエアコンがついてなかったのですが、
エアコンも付けさせました。

もちろん闇雲に交渉しても下げてはくれなかったと思います。

今回間に知人の不動産関連の営業をやってくれてる人が
入ってうまい具合に交渉して貰えました。

もしこのブログを呼んでる人で都心近郊で家を安く借りたい人や、
良い物件を紹介してほしい人がご連絡ください。

そいつを紹介します。

もしくは自分が良い物件紹介します(笑)

なんたって9月から11月にかけて新居を探すために
多数の物件を見て目が肥えてしまいました。
述べ50件近くは物件を見たと思います。

良い物件とダメな物件の違いが分かるようになってしまいましたw

さて新居をご紹介します。

外観です。


玄関です。

キッチンです。


六畳洋間フローリングです。
こちらを音楽制作室にしようかと思ってます。


反対側に和室があったのですが、
そちらの扉を外して現在12畳にしてます。



キッチンを間に挟んで4.5畳の洋間があります。
(写ってるのはガス屋さんです。ガスファンヒータを入れました。)


こっちの方が制作室に向いてるかな?





洗面所です。



お風呂場です。


追い焚きも出来ます


ガスファンヒーターも導入しました。


冬が来たならの額もあります。


ちなみにトイレもお風呂も今回写真を撮ってくれた知人に先に入られましたw

それからマンションのすぐ裏にインドカレー屋を見つけました。

皆さん!部屋が荒らされる前にぜひ遊びに来て下さい!!






2012年11月26日月曜日

音楽家のためのトマティスメソッドCAV(身体共鳴)による音の響き

トマティスメソッドCAVの受講をして参りました。

トマティスメソッドはフランス人のトマティス博士の開発したメソッドで、
聴覚トレーニングにより、音楽のみならず認知症やインナーチャイルドや、
対面でのコミュニケーション等、多くの分野に貢献してるメソッドです。
そして、あのスティングも受講生だったようです。

今回これを受講しようと思ったきっかけは
今年の夏に今さんや松原さんと一緒にレコーディングを行い、
さらに自分を磨きたいという思いが強くなった為です。

そして
もともとインナーチャイルドの勉強等で長年お世話になってる
山野先生のお勧めも大きかったです。

またCAV(身体共鳴)に関しては
こちらも長くお世話になってるKSミュージックでも、
その重要性が記載されてます。

KSのレッスンでも以前に身体共鳴をやりましたが、
CAVはその部分を更に深くした内容です。

ひとまずCAVに関して感じたことや、
トマティスでの事をすべてを書くと長くなりますので、
今回はあくまでもミュージシャンとして感じたことを、
焦点に書きたいと思います。

ます、身体共鳴の重要性ですが
KSのサイトを見ていただくとわかると思いますが、
いい音というのは、ズバリ鼓膜で感じるのではなく、
振動を骨で感じれる響き(倍音)です。

当たり前のことですが、
音というのは空気の振動を伝わって聞き手側に届きます。

つまり如何に骨に響くような振動(倍音)を伝えるか?
となります。

例えばですが、除夜の鐘を聞いて、
嫌な気分になりますでしょうか?

もしかして嫌な思いをする人もいるかもしれませんが、
自分の場合はなにか安堵感を得ます。
お寺の鐘の響きは良い振動が伝わってるからだと思います。

また神道では釜鳴り神事というものがあります。
最近は行ってませんが、
その釜から低い波動の振動が伝わり、とても気持ちが良くなり眠くなります。
なんといいいますが、母に抱かれてた幼い頃を思い出します。

↓釜鳴り神事について

また先日法事だったのですが、
そのお坊さんのお経が気持ちよくなり眠くなってしまいました。
これも低い振動ですね。

さてCAVでは日原先生のご指導のもと、
ハミングの練習を行うのですが、それが正しくこの振動と同じになります。
決して声を出すのではなく、振動が伝わりやすい姿勢の元、
優しくハミングを行い、それが振動となって首の後ろの骨から背骨全体に響きだします。

高いハミングや低いハミングなどいろいろやりましたが、
大切なのは振動(倍音)であり、
日原先生や他の受講生を聴くとその倍音がとても美しいのです。

大切なのは振動する姿勢(ポジション)を見つけること、
本当の意味でのリラックスをすること、
そして、自然の響きと言うことです。

受講は4日間だったので、
他に発声とか朗読とかもやりましたが、
最終日にちょっとした応用編を行いました。

この動画は場所が場所だけに
練習台となりますが、違いを聴き比べてください。

スティックワーク①
スティックと練習パットで少々分り難いですが、
9秒くらいの辺りから背骨に振動が伝わることにより、音の倍音の響きが変わるのがわかりますでしょうか。



スティックワーク②
基本はモーラー奏法と似てますが、
あくまでも身体共鳴による倍音を美しく響きのある音にするメソッドと言っても良いでしょう。




8ビート
前半と後半の2,4(アフタービート)の倍音の違いを聴き比べてください。




もちろんカホンでも応用が聞きます。
特に6連符の部分で指摘され修正しますので、
その部分を聴き比べてください。




いかがでしょうか?

これはすべてCAVのハミングの応用ですが、
このハミングは決して『うまくやろう!』とか、
『間違ったらどうしよう…』とかなにかそう言った事を思うと
その途端に振動がなくなります。

如何に頭を空っぽにして、
音だけをイメージすることが大切です。

そしてこのCAVの間に一本レコーディングがあったのですが、
このハミングに合わせてチューニングを行うと、
耳でチューニングしてた気持ちいいところとではなく、
骨伝導で気持ちいいところでチューニングをするようになります。

ということで、
すごく充実した4日間でした。

2012年10月12日金曜日

レコーディングレポートその2 ビックサプライズ


battle cry soundのスタジオにて
最初のディレクションが終わり、
この時点ではまだ具体的にレコーディングの詳細まで決まらず、
楽曲も『冬が来たなら』か『羽根』かもハッキリしてませんでした。

そしてこの間サポートしているバンドのライブ等の関係で、
マネージメントをして頂く榊さんとメールで少々やり取りをしてましたが、
そんなこんなで
次にスタジオを訪れるのが初回から約1か月後となりました。

その日は前回同様に楽曲に関するお話だと思い、
気軽にスタジオに向かったのですが、
スタジオに到着すると、
建物の前には高級車がズラリ…

ま、まさか??

そのまさかのビックサプライズ、
この日に初めて今さんと対面をすることになりました。

どうやらその日は別なアーティストさんのレコーディングだったらしく、
今さん以下、山木さんや高水健司さんが来てたとのこと。

余りにもこのサプライズが衝撃的だったので、
よく覚えておりませんが、
確か今さんの鶴の一声で『冬が来たなら』のレコーディングがこの時決まりました。

それから懸念されてたボーカルですが、
榊さんの計らいで松本栄子さんにお願いすることになりました。

そしてベースは松原秀樹さん。

この後レコーディングの日程や
ギターマガジンのインタビュー等の打ち合わせに入るのですが、
余りに興奮してしまい、しばらく心ここに非ずでした。

つづく。





2012年10月11日木曜日

レコーディングレポート① 選曲について。


今回『冬が来たなら』をレコーディングした訳ですが、
実は『羽根』と言う曲も候補に入っておりました。

もともと今年の5月に自己のサイトをリニューアルをし、
何か記念と言ってはなんですが、、
目玉となる音源をサイトで配信できないか?
と考えた矢崎でしたので、
結果的にちょうど良いタイミングだったわけです。

『冬が来たなら』は、
ちょうど10年程前に自己のバンドのレパートリーとして
演奏しておりました。

当時のボーカルの子が現在有名な歌手になってしまった影響も有り、
この時の映像をYOUTUBEにUPしたところ、
僅か1年足らずでアクセス数が1万を越えしてしまいました。

冬が来たならは、その当時の自己作詞作曲のオリジナルなのですが、
この頃恋愛三部作なるものを作っており、
その第三弾、最終章がこの曲だったわけです。

心から大好きな人と一緒にいるこの時は、
例え一瞬で有っても、忘れたくない、
永遠の時流れの中で有っても、
君を愛したこの感情は忘れることは決してない。

そんな思いを込めたラブソングに仕上げました。

歌詞の中に、『この場所』と言うフレーズが出てくるのですが、
これは是非とも、
どういった場所なのか?想像してほしいと思ってます。

それに対し『羽根』と言う曲は、
9.11をモチーフにした、戦争反対的な曲でした。

これ以上人と人との争いは何も残らない。
そんな争いよりも大切なことはあるのでは?

と言うような平和のメッセージを込めた曲に仕上げました。

この曲は冬が来たならの約3年後に作りました。

当時、新たに結成したバンドでこの曲を演奏をしてたのですが、
この時のボーカル(冬が来たならとは別なボーカル)の子に
羽根と言う曲を完全否定されてしまい、
このバンドはあっという間に解散してしまいました。

しかしながら、
自分の中ではかなりの思入れのあった曲でした。

上記の2曲をbattle cry soundのスタジオにて
ディレクションをした際に、
この2人のうちどちらかのボーカルを使えないか?と言われたのですが、
片方は有名歌手、
もう片方はこの曲を嫌われた上に10年近く音信不通な状態だったため、
この案は即却下になりました。

この後ボーカルの選出に関して色々話し合いが持たれました。

しかしながら、
それ以外となると自分の知ってる女性ボーカルは、
その時サポートで手伝ってるバンドのボーカルの子くらいしか思いつかなく、
結果的に一時保留となりました。

また楽曲に関しては他にもデモを持って行ったのですが、
結果的に上記の2曲を今さんに聴いてもらい、
判断を仰ぐ形となりました。

つづく。





2012年10月9日火曜日

今後の活動予定。


CD発売の次の日に母がこの世を去り、
色々とバタバタとしてしまいましたが、
先日49日の法要が過ぎ要約一段落と言った感じです。

今後の活動予定としては、
以前は来る者拒まず去る者追わずと言う姿勢で、
スケジュールが合えば何でもかんでもとやって来ましたが、
今後は少し選んで活動をしていきたいと思ってます。

その要因の一つとして、
やはり今回のレコーディングで、
今さん、松原さん、小島さんと演奏ができたことは、
自分の人生においても大きかったからです。

正直このレコーディングの後は、
もう普通のバンドマン生活は出来ないと思ってしまいました。

また今さん達一流ミュージシャンに、
自分も一日も早く追いつきたいと強く思いました。

例えるなら、
松坂牛を食べてしまい、
チェーン店の牛丼が食べられなくなってしまったみたいな感じです。

それから、
またCDが売れない時代、そして打ち込み全盛の時代に
敢えて生演奏とCDと言う最高のサウンドクオリティで挑む姿勢、
battle cry soundのスタッフの方々のこの姿勢には正直感銘を受けました。

ジャケットの部分では色々迷惑をかけてしまいましたが、
こういったスタッフと制作ができたことは
本当に良かったと思ってます。

ひとまず、大きな目標として、
自分の中では
来年もう一枚CDを出す予定で居ます。
それに向けての準備をしていきたいです。

それ以外の活動としては、
自分の方向性に沿った活動をしていきたいと思ってます。

この部分に関しては、
楽器や音楽を志してる人は、
それぞれだと思ってますので、

サークルノリで楽しければ良いという人も居るでしょうし、
自己の音楽性を深く追及している人も居るでしょう。
そして、メジャーで頑張りたいという方も居ると思います。

どれも否定はしませんが、
自分の場合は、
自己の成長の糧となる活動をしていきたいと思ってます。
本当に生の演奏で勝負したい、
CDの売れない時代に最高のサウンドクオリティで勝負したい。
そんな気持ちで居ます。

次回はレコーディングのレポート及び
ギターマガジンのインタビューについて書きたいと思います。


2012年9月13日木曜日

ロックンローラー白書 最終回


ロックンローラー白書 最終回


本来ならもっと早く最終回を書いてる予定でしたが、
レコーディングに入ってしまったり、
なんだりした関係で遅れてしまいました。

最終回はもう良いかな?とも一時期思いましたが、
某スーパーギタリスト等、各方面でのリクエストが有ったため、
やはりこの話の結末を届けなくては!
とプチ作家根性を掻き立てれてしまい、今回に至りました。

ちなみにこのロックンローラーとのやりとりを綴った携帯のメールですが、
実は消費税増税法案が衆議院を通った日に、
巨人もホールトンが広島打線につかまり、
勢い余って携帯を破壊をしてしまい、
あくまでも自分の記憶たどった形になります。

では続き…


ロックンローラーの無礼な対応をじっと我慢し
ライブハウスに向かったわけですが、
なんとか約束の18時に到着しました。

そしてこのロックンローラーとサウンドチェックに入ったのですが、
なんとこのロックンローラーはアンプの使い方よくわからないのか?
それともあの奇妙な宇宙の音が出ないのか?
じっとアンプを見つめており、スタッフが手伝おうとしても
それを拒み続け、
気づけばこの間10分位経ったと思います。

そして時間がないからとりあえず曲で…
とPAの人の声も無視し、

ちょっと発生練習をやらせて欲しいと、
突然狂った叫び声と宇宙のギター音を弾き始めました。

これには驚きましたが、
もっと驚いたのは、このライブハウスのスタッフの冷静な対応です。

もしかしてキチ●イ慣れしてるのでしょうか?

勝手に叫びだしたロックンローラーを暖かく見守ってるんです。

そんなこんなでサウンドチェックはタイムオーバー。
結局曲を合わせることもなく終わってしまいました。

そしてその後ギャラをもらうのですが、
俺に渡した数秒後に返せと言ってきました。

流石にそれには俺もちょっと待ってくれと抵抗しました。

しかしロックンローラーも頑としてギャラを返せと言ってきて、
もう埒があかないので、
『ギャラを返す代わりに本番もやらずにこのまま帰らせてくれ!』

と言ったら流石にそれは嫌だったのか??
それだったら良いと渋々納得してもらいました。

しかしながらよくよく聞くと、
以前本番前にギャラを渡したら、
演奏する前に帰ってしまったことがあるらしく、
それがトラウマになってしまってたようです。

そしてこのロックンローラーはペッドボトルの用な物をいつも携帯しており、
俺はてっきりジュースを飲んでるんだと思ってたら、
実はお酒で、すっかりのアル中依存症だったわけです。

このあと本番を迎えるのですが、
もう中身は想像したとおりです。

そして俺は演奏終了後さっさとこの場を後にするのでした…

それにしてもこの数週間後に今さんとレコーディングに入るのですが、
方や日本を代表するスーパーギタリスト、
そして方や宇宙を代表する??超音波ギタリストと
短期間で共演してたわけですね。

おわり。


2012年8月21日火曜日

ご報告



8/15発売の冬が来たならですが、

とりあえず現在アマゾンで一時売り切れになってる様です。
恐らく同日に発売された『夏の日の1993』のついで買いをして頂いた影響もあるかと思われます。

また私事で大変恐縮なのですが、CDが発売された翌日の8/16に母が逝去し、
これを待っての旅立ちだったのかと感慨深い思いです。

一つ大きな目標を達成出来たと言うことで自分なりの親孝行が出来たとは思ってます。
次回作に向けて頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2012年7月17日火曜日

本物のプロとは?



超一流とそうでない人の境は、
恐らく如何にストイックに妥協をせずに
サウンドを追及することではないでしょうか?
(って当たり前のことかもしれませんが…)

元来プロの音楽とは、
そのサウンドで聴く人を魅了し、
感動や夢を与えることだと思います。

もちろんステージのパフォーマンス等も大切だと思いますが、
パフォーマンスを重要視するので有れば、
別にダンサーやタレントでも良いわけであり、

ミュージシャンを名乗るであれば、
如何にその楽曲のクオリティを上げる為に
全力を注ぐべきではないでしょうか。

また、いくらライブで集客を集めたり、
CDや音源を売っても
その中身が空っぽではある意味詐欺と同じだと思います。

そういった意味では、
昨日のレコーディングは本当にいい勉強になりました。

アマチュアやインディーズのレコーディングでは、
時間や予算の都合上で仕方ないと言えば仕方ないのですが、
大体3テイクで切り上げ、
「まぁこれで良いか」と妥協をしてしまいます。

しかし、これで良いと思ってしまっては、
妥協したサウンドをユーザー側に与えることになります。

良い楽曲をユーザーに提供するというのが目的なら
とことん追及すべきだと思います。

また、先日とあるサポートをしてるバンドで、
「楽曲をよくしたい!」と言う意味で
リハーサルの際にアドバイスをしたのですが、
それが違った方向に話が行ってしまい、
結果的に「何もアドバイスをしない方が良いのか?」
となってしまったのですが、

単にサークルノリのバンドで、
楽しいだけの時間を過ごすならそれでも構わないのですが、
本当に良い楽曲をユーザー側に提供するのであれば、
とことん突き詰めるべきだったのかもしれません。

そういった意味では
今回今剛さんと一緒にレコーディングをさせて頂き、
本当にいい勉強になりました。

あの貪欲にストイックに、
妥協をせずに良いサウンドを徹底して追及する姿勢、
ましてやどこの馬の骨とも知らない、
自分の楽曲をあそこまでアレンジして頂き感謝しております。

ドラムのフィルの録り直しでは、
レコーディングマジックに掛かってしまい、
頭が真っ白になりましたが、
あの徹底した姿勢は勉強になりました。
(もっと練習せねば!)

というわけで、
全国のギタリストは今回の楽曲が配信したら聴くべし!!
って結局俺の曲の宣伝ブログになってしまったか??www









2012年7月1日日曜日

継続は力なり



本当はレコーディング終わるまではブログを書くつもりはかなったのですが、
ちょっと感動したことが有ったので書かせて頂きます。

先日とある方が、
「どんなに才能が有っても辞めてしまってはその道が途絶え、
どんなに才能が無く、他より劣っていても諦めずに続けてれば道が開かれる」
と言う様な言葉聞き凄く感動しました。

そして、その時ふと思い出したのですが、
自分が高校時に自分と同じ歳で凄く才能が有る奴が居ました。
自分がどんなにドラムの練習しても、
そいつはいとも簡単にやってのけてしまうのです。

しかしそいつは高校卒業と同時に
実家を継ぐためにドラムを辞めてしまいました。

正直勿体ないと思いましたし、
たとえどんな理由であろうともその道を諦めてしまった訳です。

確かに人生人それぞれですから勝手ですし、
直接本人に聞いたわけでもないので何とも分かりませんが、
果たして本人はそれでよかったのだろうか?
後悔はしてないのだろうか?とも思います。

またいろんな考え方が有るとは思いますが、
やはり親や他人の人生ではなく、
自分の人生な訳ですから、
自分の道を進むべきではないか?とも思います。

それから、
人それぞれだからと言う理由で、
何か人とのコミュニケーションや音楽の方向性・志向性が曖昧にされてしまうのは、
どうなのか?とも最近思います。

ちょうど周りの環境が変わりつつある中で、
そういった関係も自分が成長する意味でもう少し整理すべきことなのか?
と感じてます。

少し話が逸れてしまったのですが、
とにかく心の奥底からやりたいことが有るのでしたら、
信念を持って諦めずに続ける事も大切なのではないでしょうか。





2012年6月17日日曜日

ロックンローラー白書③



波乱のリハーサルが終了し、
スタジオを後にして駅に向かう途中、
このロックンローラーと挨拶がてら軽く話をしました。

どうやらずっと神奈川の小田原で活動して、
最近中野に引っ越してきたらしいとのこと。

それから貯金がかなり有るらしく、
週三日バイトすれば優に暮らせると豪語してました。

とりあえず互いの健闘を誓い新中野を後にしました。

そして翌朝、ある不安が頭を横切りました…
それはライブハウスの場所は分かったのですが、
初めて行く所と聞いたことないライブハウスのため、
もしかしてドラムセットが置いてないアコースティックなライブハウスじゃないか?
と…

ひとまず、このロックンローラーに
「ドラムセットはライブハウスにありますかね?」
と朝一でメールをしたところ…

なんと返ってきた答えが…
「知らない…」
(え?知らないって…)

「ドラムセットあるか?聞いてもらえますか?」と自分

「そんなの自分で聞いてください。俺はそんな暇ないから!」とロックンローラー…
(暇がない!って昨日貯金が有って優に暮らしてる!って言ったじゃないですか!!)

そして、
「いや、こっちはお願いされてる身なんで聞いてもらえないですか?」と、
少し強気で返事を返したところ…

「何言ってるの?雇ってるのはこっちだよ!!ライブハウスに聞くことくらい一分でしょ?!」
とロックンローラー…

流石にここで自分もカチンと来ましたが、
少し冷静になりなら、ちょっと試しに
「そういう態度なら今日のライブのサポートキャンセルさせて貰えませんか?」
と自分…。

さてどんな返答が返ってくるか?と思ってたら

「別にかまいませんよ…
(そして改行が3行入り)
でもね…昨日流血しても、凄く楽しかったですよ。
ここで弱音を吐かずにやってほしいですけどね」とロックンローラー
この瞬間に自分の頭の中にスタンハンセンのテーマが流れる。

そして再度冷静に戻り、もう一度聞いてみました。

「もしライブハウスにいってドラムセットがなかったらどうしますか?」
と聞いてみたところ…

「バケツでも何でもいいから叩いてくれ…」とロックンローラー

そして…

「流石にそれは俺もつらいので、お願いですからドラムセットあるかだけ聞いてもらえませんか?」と
かなり丁寧な言葉を心掛け返信しました。

すると…
「だからそんなのそっちがライブハウスに聞いてくださいよ!
こっちは忙しいんだから…なんで俺が聞かないといけないの?
それくらい聞けるでしょ?
ほらまたこっちからもお願いするかもしれないし、
それはお互い様の関係でしょ?」

と…
もう拉致が明かないので

「わかりました。」
と一言だけ書いて返信をしました。

そしてこの時ロッキーのテーマに頭が変わりました。

この後ライブハウスに向かうのですが…
このライブハウスにてまたまた…。

つづく。

(次回最終回…の予定…こうご期待!!)




2012年6月15日金曜日

ロックンローラー白書②



さて当初予定だった6月9日にリハーサルが出来ず、
翌10日にズレたのですが、
実は9日に会った際にこのロックンローラーに
ライブでコーラスもやってほしいと言われました。

しかしやったことがない上に、
この時点で曲を全く知らないので当然断りました。

しかしながら、
ギャラを上積みするからどうしてもやって欲しいと言って、
なかなか諦めてくれず…
仕方ないので、
とりあえずリハーサルをやってから考えさせてほしいと、
一旦保留に状態にしてもらいました。

またライブが6/11の6時半で場所は高円寺のライブハウス、
しかもそれを知ったのが2日前の6/9で、
入り時間もちゃんと伝えてもらっておらず少々憤りを感じておりました。

そして、翌日…
予定では21時から22時の1時間。

自分は前日同様に20時40分に新中野に到着。
そしてロックンローラーに到着のメールをするが…
またもや返事が無い…。

前日の事があるので既に免疫が出来ていましたが、
またもや同じパターンか?と…覚悟を決めてました。

そして、
21時5分前に昨日の改札口で待ってて欲しいとやっと連絡が来ました。

しかしながらなかなか現れず…
やっと現れたと思って時計を確認したら21時20分…
どうやらロックンローラーにとって、
20分、30分の遅刻は当たり前だの前田敦子の様です。

そして、
そのあとスタジオに向かい到着したのが21時半でした。

ふとこの時気づいたのですが、
他にメンバーらしき存在が居ない…
「あれ?他のメンバーは?」とロックンローラーに聞いたところ、
ベースは2日前から行方不明らしい。

ということは…
どうやら本番のライブはこのロックンローラーと自分の二人きりとうことが、
この時点で発覚。

そしてスタジオ入り…
ロックンローラーがとりあえずギターを弾くので、
それに合わせてほしいと弾きだすが…この時衝撃が走る。

それはギターの音ではなくバイオリンが引き千切られるような音で、
やたら連打しており、全くリズムがわからない。
つまり何を弾いてるか?さっぱりわからない…

この瞬間、
あのYOUTUBEの音源は嘘ではなかったのが証明されたである。

しかしながら今までいろんなギターの人を見てきたが、
こんなギターを弾く人は初めてである。

昔、スモークオンザウォーターのリフの裏拍が表拍になってしまい、
メトロノームからどんどんズレて気付いたら一周してた奴や、
チューニングが狂ってるのか?弾き方が下手くそなのか?
なんだかよくわからないが、やたら音痴なギタリストは居たが、
彼等は何をやってるのか?まだわかる…

しかしこのロックンローラーはその次元を遥かに超えて
何をやってるのか?さっぱりわからない…。

もしかして宇宙人にギターを渡したらこんなギターを弾くのか?…の世界である。

仕方ないので何を弾いてるのか?分からないと、
正直にその旨を伝えたところ、
カウントを言うからそれに合わせて適当に叩いてほしいとの事。

そしてロックンローラーのカウントでドラム叩き出したところ…
このロックンローラーが突然スタジオ内を飛び跳ねだす。

そして、レイザーラモンかのような叫び声で、
「フォー、フォー、ジュリア!!フォー」と
歌なのか?なんなのか?よく分からず叫びだす。

しばらくこの状態が続き、
とりあえず曲らしきものが終わったと思い手を止め、
ふとこのロックンローラーを見たところ…

またもや衝撃が…

なんとこのロックンローラー、顔面から血を噴出してました。

まるでアブドラザブッチャー、
いや、前田日明vs藤波辰巳の試合で前田日明に大車輪キックをやられ、
大出血した藤波辰巳の様でした…。

そして、このロックンローラー本人も鏡を見て驚いており、
急いでタオルで出血を抑えておりました。

当初は血糊の演出なのか?とも思ってたのですが、
本当に何処かにぶつけたようで、マジボケだったわけです。

そしてこの時21時55分、
当然5分前なのでスタジオのスタッフが入ってきたのですが、
この光景にスタジオのスタッフの人も目が点になってました。

しかし、もっと驚いたのがこのロックンローラーのこの後の発言、
「22時まであと5分ありますよ!!」
とスタジオのスタッフに言い寄ってるじゃないですか!!

どうやら常識が分かってないようです…

そして後日…ライブ当日にまたもや事件が…
つづく。



2012年6月14日木曜日

ロックンローラー白書①



それは一通のメールより始まりました。

「ドラムサポートお願いします!ライブでドラムを叩いてください!!
ギャラもきちんとお支払いいたします。こちらのアドレスに至急返事ください!!」

そのメールはとても困ってる様に感じ、
そして紳士的に感じたため、
さっそくスケジュール的に合えば許諾する旨の返信をしました。

しかしその直後に帰ってきたメールは…

「あんた誰??」
(もしかしてこの時点で断っておけば良かったのかもしれません。)

「ドラムの依頼を受けた者です…」と
心を落ち着かせ
もう一度返信したところ…

ようやく相手は誰か?理解したらしく、
次のメールではとても同一人物とは思えないくらい丁寧なメールで返答がきました。

そしてジャンルはロックロールらしいとのこと…

しかし音源を聴きたいのでその旨を伝えたところ、
その次のメールで、
YOU TUBEのURLを送ってきました。

さっそくそのURLをクリックしたところ…
その音源は何とも言えない世界でした。

それは
AMラジオのチャネルを合わせてる時のノイズ音、
もしくは黒板を爪でひっかいた様な音から
何か叫び声が聞こえてるだけでした。
(もし聞きたい方はこっそり連絡ください。YOU TUBEのアドレスお教えします。)

正直、何をやってるか分からないので、
ちゃんとした音源が欲しいと言ったところ、
後日一緒にスタジオに入る運びとなりました。

そして二日後
「今日スタジオ入れますか?」とこのロックンローラーからメールが…
「いきなり今日は無理です」と返事したところ

「明日の夜19時に入れますか?」と返事が…
その日はレコーディングがあるので、
新宿近辺ならOKとの返事をしました。

しかしどうしてもこのロックンローラー新中野じゃないとダメとのことで、
レコーディングに戻ることを考え、
19時~30分だけならOKですと返事をしました。

そして翌日、
レコーディングも順調に進み、
約束の19時より20分早く18時40分に新中野に到着。

このロックンローラーにすぐに連絡するが返事がない…。

そして19時5分前に
「今から行きます!改札で待っててください。」
と返事が…

しかし新中野駅は改札が4つある…
「どこの改札ですか?」
と返事をするが…また連絡が途絶える…

そして19時20分に
「今改札につきました!」とロックンローラー
「どこの改札ですか?」と自分
「切符売り場があるところです」ロックンローラー
「そこはなんという改札なんですか?新中野は
杉山公園交差点南出口方面改札
杉山公園交差点北出口方面改札
鍋屋横丁交差点南出口方面改札
鍋屋横丁交差点北出口方面改札
4つありますよ」と自分
「杉山公園交差点です」ロックンローラー
「杉山公園交差点の北?南?のどちらですか?」と自分
「南です」ロックンローラー

この間5分…そしてようやくロックンローラーと会うことが出来ましたが、
約束の時間は19時で、この時点で19時半近くになってたので
スタジオに入ることが出来ず…
自分は戻ることに…

そして結果的に翌6/10に入ることになりました。

しかし…翌日のそのスタジオで恐るべき光景が…

続きは後日…


ちなみ実はこの時自分はある重要なことを聞きそびれてました。
それはライブの日程の事…

戻る途中で恐る恐る
「ところでライブはいつなんですか?」
と聞いたところ…

「6/11 6時半」
とこれだけのメール…。

え???
この時点で6/9で、
あと2日後じゃん!!先にいえよ!!って事で、
大分振り回されてしまった訳です。

つづく…






2012年6月9日土曜日

最高のライブとは??



実は風邪をひいてしまい、久しぶりに寝込んでしまいました。
その間本当に健康な体が資本だということを痛感させて頂きました。

それから基本病院があまり好きじゃない自分ですが、
風邪をひいたときは、市販の薬局の薬よりも
素直に病院に行った方が治りも早いと感じました。

さて先日の6月1日はライブだったのですが、
この日のライブは演奏中に鳥肌が立つくらい良いライブが出来たと感じました。

偶々なのですが、
この日は知り合い他、
メンバーには内緒でしたが、
個人的つながりのあるレコード会社関連人も呼んでおり、
そんな中、最高の演奏ができたことは凄くうれしいです。

また、見に来てくれた関係者からも賛辞の言葉を頂き感謝しております。

演奏者と会場がなんと言いますか、
ひとつの光で包まれる…
そんな一体感のあるライブは年に何回も出来ないと思ってます。

やはりアーティストは観に来てくれるお客様に
夢を与えるのが仕事ではないでしょうか。


2012年5月27日日曜日

オーディションで気づいたこと。


本日偶々JR●の券の売り場を通りかかったのですが、
凄い人で溢れていました。
これには正直驚きました。

自分は馬を特にやるわけではないので、
余り迂闊なことは言えないのですが、
何か日曜日の休日のこの時間に
非常に勿体ないと感じてしまいました。

人生の時間は長いようで短い、
短い様で長いと思います。

先日のブログの続きのような話になってしまいますが、
人生は確かに人それぞれなので、
余計な事かもしれませんが、

自分の知り合いの何人かは、
こういった休日にセミナー等で自己のスキルアップ等に励んでたり、
自己の成長のために色々と鍛錬していますので、
どっちがより充実した人生を歩んでるか?
あくまで自分の価値観の話になってしまいますが、
一目瞭然だと思っています。

自分もリハーサルがなく時間が空いていれば
インナーチャイルドの勉強会や、
ビジネス関わるセミナー等に参加してます。

以前こういったセミナーに参加してる話を知人にしたところ、
馬鹿にされてしまいましたが、
何もしないよりはマシだと思いますし、
なにもしないでは成長はないと思います。

むしろ何もしないこの知人が可愛そうになりました。

もちろんちゃんと理解してくれてる知人もいましたが…。

と今回は前置きが長くなってしまいましたが、
先日オーディションを受けさせていただいたのですが、
あることに気付いたので書かせて頂きます。

幸いにもこのオーディションですが
他のドラムの方の演奏を順番待ちの時に聴くことが出来ました。

そして改めて感じたのですが、
緊張してる所為もあったとは思うのですが、
余りにも周りの音を聴いてないドラマーが多いと感じました。

そして、凝ったフィルを叩くことに夢中になってるとも感じました。

もしかしてこれはクリック+フレーズ練習の弊害でしょうか?

もしくは、自分さえ良ければ、
周りはどうでも良い今時の風潮の表れでしょうか?

スティーブガッドはクラプトンの曲でフィルどころか、
サビの頭にシンバルを入れない時が有ります。

ドラムはドラムソロ以外の時は
あくまで、バックに徹するべき楽器だと思ってます。

自分が気持ちよくなるのではなく、
周りを気持ちよくさせるのがドラムの役目じゃないでしょうか?

そしてそうすることで
バンドの演奏で調和ができるようになると思います。

もちろんジャンルにもよりますが、
周りがどう歌ってるか?を察知し、
曲の抑揚(pp~ff)をつけてあげる方が、その楽曲が生きると感じてます。

って自分もまだまだですが、
改めてなるほどと感じさせていただきました。

と長くなってしまいましたが、
ミュージシャンは自分の楽器だけでなく
周りの音を理解する聴力(周りの演奏のミスではなく、歌い方を理解する力)も必要だと思います。



2012年5月25日金曜日

現状維持のメカニズム




どうも人間と言うのは現状で満足してしまうところがあるようです。
これを書いてる俺も同じ様なところがあります。

「これで良いや!」
と思ってしまっては、成長は止まってしまいます。

音楽やバンド活動も同じじゃないでしょうか。

常に成長を心掛けないとなかなか進まないと思います。

バンドも互いの成長を考え時には、
厳しいことを言うのも有りだとは思います。

ただ、ずっとサポート等でお手伝いをしてると、
中にはインディーズのままで良い、
もしくはアマチュアのままでも良いと思ってる人も居ます。

考え方や思考は人それぞれ違うのでこれはこれでありだと思います。

それに一緒にやってくれてる方々が満足していただければ
それはそれで嬉しいのですが、

しかし、自分の成長を考えると、
果たしてそれでいいのか?と特に最近はよく考えます。

中には意見を言うと、
「考え方は人それぞれだから…」と言って、
話を終わらせてしまう人も居るのですが、

確かにその通りでありますが、
しかしそれでは話し合いもへったくれも無い訳なのでなかなか悲しいです。

ただ言えるのは、
時間と言うのはどんどん過ぎていくわけであり、
時には次のステージに上がるため、
周りの環境やかかわる人を変え、
そして
成長のために自分を厳しい立場に持っていくことも必要なのではないのでしょうか?

悔いのない人生を送るために…
と最近はよく感じます。

気が付けば今年も半年を迎えるわけですからね…。

と今日は超個人的な気持ちを書いてしまいましたが、
自分としはドラマーとしても、演奏家としても
もっと上を目指したい!と
いつも以上に感じる今日この頃でした。

2012年5月19日土曜日

一流は一流から学ぶ。


一昨日位にケニーGが来日してることを知り、
観に行こうと思ったら既に終わってしまってました。

ちょっと残念だったわけですが、
去年は自分の好きなアーティストがかなり来日し、
武道館に観に行きました。

やはり一流ミュージシャンと言われる人たちの演奏は、
見るだけで学べることが多いです。

よくアマチュアミュージシャンどうしのブッキングライブに誘われたり、
そういったライブをよく観に行く人も居るかもしれませんが、
友達を増やしたり、仲間を増やしたり、
特にプロを目指してるわけでもなく、単にサークルノリが好きなら別ですが、

もしプロを目指す、あるいは自分の演奏スキルをどんどんUPし、
自己の成長を真剣に考えてるなら、
是非ともこういったアーティストの演奏は見るべきだと思います。

野球でたとえるなら、
プロ野球選手を目指すなら、町内会どうしの野球大会を見るよりは、
東京ドームの巨人戦を見た方が遥かに学べることが多いのと
同じことだと思います。

あくまでも個人的な意見になりますが、
去年は武道館でスティングやビリーシーンの存在感を直に感じ、
涙が出るほど感動することができました。

ブルーノートならもっと間近に感じることができるでしょう。

こういった一流アーティストのチケット代は大体
7000円~10000以上と高いですが、
最近のインディーズのブッキングライブは大体2000円位、
訳のわからないドリンク代金を合わせて3000円位でしょうか。

それを3回自粛すれば行けるわけですし、
自粛しても、自己の演奏レベルを上げ、
一流を目指すなら、
世界の一流アーティストの演奏を見た方が良いと自分は思います。

また少し厳しい見解をすると、
自分の成長に伴わない友達関係は、
ある一定の時期において縁を切っても良いとは思います。

時間と言うのは二度と帰ってきません。

大切な時間は可能な限り有効に使うべきだと
個人的には思います。


と言うわけで、
是非とも海外の一流アーティストの演奏は観ましょう!








2012年5月16日水曜日

これぞ玄人の醍醐味…



ドラミングにおいて打ち込みに勝る武器は何か?と聞かれたら、
真っ先にハイハットワークだと自分なら答えるでしょう。

確かに最近のDTMの音源は生音に肉薄してきてます。
先日も知人の家で聴かせてもらった音源には、
正直驚かされました。

しかし、いくら音が良くいい感じで打つ込みをしても、
もしくは最新のエレドラにしても、
生ドラムのハイハットワークのグルーブ感や、
タッチ感は出せないでしょう。

また、超一流と言われるドラマーのハイハットワークは素晴らしので、
是非聴いてもらいたいです。
(特にジェフポーカロ)

そして自分が思うにハイハットワークを制する者は、
世界を制する…と。

素人ドラマーと玄人ドラマーの差も、
高速プレイではなく、
ハイハットワークだと思います。



2012年5月13日日曜日

熱狂的ファンの前で…



金曜日はアニソン声優系のライブだったのですが、
驚いたのは平日にも拘らず、
午後5時ごろからライブハウスの前に人が並びだしてるという状況でした。

恐らく200人近くの人は会場に居たのではないでしょうか。
この集客力もさながら、
このお客さん達は最後までライブを楽しんでたようです。

通常のインディーズ系バンドですと、
恐らくお目当てのバンドが終わると帰るか?
もしくは、お目当てのバンドの時間にならないと
ライブハウスに入って来ないというのが当たり前なのに、

彼らアニメ秋葉系声優ファンは最初から最後まで全部見るというスタンス。
と言うことで、比較してみました。
(あくまで自分の過去の経験上で書いてみました。)

集客
普通のバンド:10~20人

秋葉アニソン声優系:200人前後

対バン
普通のバンド:見ない

秋葉アニソン声優系:全部見る

雰囲気
普通のバンド:暗い(客席に対バンが居て視線が怖い時がある)

秋葉アニソン声優系:馬鹿騒ぎ(次がラストの曲と言うと必ず「えー!!↓↓」と言う)


物販
普通のバンド:余程気に入らない買わない、もしくは義理人情で買う場合がある。

秋葉アニソン声優系:列ができる。

同じ日に出演した者同士
普通のバンド:基本仲良くなろうとしない。楽屋が殺気立ってる時もある。

秋葉アニソン声優系:楽屋でアニメ話で大盛り上がり。

以上、
またリサーチしてみます。





2012年5月9日水曜日

ドラムとベースは一緒??


よくリズム隊の要のドラムとベースはピッタリ合ってなきゃいけない!
と言う話を聞きます。

自分も昔はよく周りや先輩ミュージシャンにも言われて、
『ベースとドラムは一心同体じゃなければいけない!』
と洗脳され、
ベースの人とリズムが同じタイミングなる様
よく二人でスタジオに入ってました。

しかし、色々と経験していくうちにどうも、
このベースとドラムが同じタイミングじゃないとダメというのは、
都市伝説的な事に気づきました。


あくまでもJ-POP系や歌モノになるのですが、
ベースはドラムの後ろ居るのが殆どの様です。
特にバラードは、
バスドラのサスティーンの位置にベースが居る方が気持ちいいです

むしろドラムとギターのリフやカッティングの
グループ感が合っていた方が気持いいです。

勿論ベースソロや、
ベースがリフのリードをとったり動きのあるスラップの場合は別ですが…。

というわけで、
ベースとドラムが
ピッタリ合ってるのが良いリズムとは限らないと言うわけで、
よければその点を注意しながら歌モノの動画を見ることをお勧めします。







2012年5月4日金曜日

感動する演奏とは?



良い演奏、感動する演奏、そしてプロとしての演奏とはなんでしょうか?
前回プロのアーティストとは
「如何にリスナーに対して夢を与えることができるか?」
と書かせて頂きましたが、
今回もその続編を少し書きたいと思います。

さて、実際どうしたら
そのような演奏やライブができるようになるのでしょうか?

今回もどちらかと言うとマインド的な考えになりますが、
「如何に尽くすことができるか?」
と、あくまで持論ですが、
自分はそう考えております。

つまり、自分の演奏における依頼者や
その楽曲を聴いていただけるリスナーに対して真摯に尽くすことができ、
自分が演奏するその楽曲に
どれだけ愛情を注ぐことができるか?と自分は思ってます。

もちろんその楽曲を演奏するにおける、
演奏レベルは重要ですが、
それよりも、その楽曲にどれだけ気持ちを込められるか?
その楽曲を愛することができるか?
そっちの方が大切なのではないでしょうか?

また、楽曲自身それぞれには心があると思ってます。

当然演奏者が愛情を持って演奏してくれれば、
その楽曲自身も喜ぶと思いますし、
その逆なら悲しむと思います。

そして
愛して貰えるならその楽曲は演奏者のそばにずっと居ると思いますし
愛して貰えないなら、
演奏者から離れていくことになるでしょう。

何となく恋愛に近いかもしれませんね。
長くなってきましたので、今日はこの辺で。

2012年4月25日水曜日

本当に大切なものは?



音楽に限らず、生きていくうえで大切なものは何だろう?
とここ数年深く考えることが多々あります。

ドラムに関して言えば、
技術力のみならずその人間性はもっと大切だと感じてます。

どんなに素晴らしい技術力が有っても
最後はその人の人間性が如何に大切であり、
その人間性に引き寄せられて人は寄ってくるものだと考えてます。
(もちろん技術力も大切ですよ!)

それをカリスマ性、
もしくはリーダーシップとでも言うのでしょうか?

あるいは本当の自分と表現したらいいのかもしれません。

そして本当の自分の姿で演奏できるようになれば
それが素晴らしい演奏に繋がると考え、
またリスナーに大きな夢を与えることができると思ってます。

では、その本当の自分を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?

以前にも書いたかもしれませんが、
まずは他人との比較で、
自分が人より優れてるところばかりに意識をフォーカスしているうちは、
本当の自分が見えてこないと思います。

比較する時点で何か怒りに近い感情、
他人や自分を否定し、許せない感情に近くなるからだと思います。

では、
それを打開するにはどうしたらいいのか?

それにはまず寛容になることが大切だと思います。
つまり許すということです。

しかし自分も含め、
注意しないといけないのは、
アドバイスと生じて自分の考えを人に押し付けることです。

大義名分ともいいますが、
本当に相手のことを思って言ってるのか?
それとも自分のエゴを押し付けてるだけなのか?

思ったことは言った方が良いとは思いますが、
それがどちらなのか?
少し見極めが必要だと思います。

人の心をコントロールしようとする時点でこの感情は怒りであり、
この時点で寛容ではなくなります。

と…長くなってしまったので続きはそのうち…。





2012年4月24日火曜日

人前で緊張せずに演奏するには?(アロマ編)


人前で緊張しない方法として、
これも自分だけかもしれませんが、
ライブ前にアロマを使うだけで、
リラックスが出来たりします。

当初アロマなんて女性だけがするものだと、
少々馬鹿にしてたのですが、
ちょっと違うようです。

そして香水とも少し違うようです。

ただ、アロマに限らず臭いと言うのは意外に
深層心理や、
人の心奥深いところ、
そして身体にも影響が有るようです。

自分に合ったいい香りのアロマを感じると、
かなり落ち着きます。

自分は、毎日湯船入れてます。

しかし、それ以外でも、
アロマを使うことにより
お風呂の湯船に浸かってる感覚になり、
ライブの時にも凄くリラックスができます。

ポイントとしては、
やはり自分に合った物を探す事ではないでしょうか。

このリラックスした状態での演奏は、
やはり聴く者にも魅了できまので、
一度お試し頂くことをお勧めします。



2012年4月21日土曜日

演奏中の目線。


人前で緊張しないで演奏する方法を以前書きましたが、
まだ書いてない方法をもう一つ書きます。

これも自分だけなのかもしれませんが、
演奏中は遠くを見るようするということです。

つまり、目線を観客席の先を見るようにするということです。

これは以前NHKの番組で神保さんが高速プレイをしてる時に、
視界はどこにあるか?と言う事を科学的に解明してたのですが、
それをヒントにしました。

恐らく大概は自分の音が気になるばかりに、
自分の楽器に目が行ってしまうかもしれませんが、
こうすることにより、周りの音や他のプレイヤーの表情等に、
気持ちが行くことになると思います。

特にステージの上で自分の演奏が気になるばかりに、
下を向いてしまってる人は多いと思いますが、
(自分もしかり…)
目線を遠くすることで、観客にも良いアピールができるのではないでしょうか。

そして、意外に周りの音に意識していても、
自分の音は右脳がうまくキャッチして聴こえてるようです。

自分はこの目線を遠くと、
演奏中に寝る奏法を楽曲によって使い分けてます。

もしよければ一度お試しください。



2012年4月19日木曜日

サンバキック都市伝説②


サンバキックが出来ずにどうしたら良いものか?
「プロになるにはサンバキックが出来ないとだめだ」と

当時17歳の自分はご飯も食べれなくなるくらいずっと悩みました。


そんなある日、
とあるビデオをみました。

スティーブガッドの「Up Close」と言う教則ビデオで、
教室から借りてみてたところ、

スティーブガッドがアップダウン奏法と言うのを
バスドラでやってるではないですか。

試しにそれを練習し始めました、
それと同時に、
アップダウン奏法を教えてくれるドラム教室に
教室を変えました。

16分で音符でドドドドと連打の練習をしていくうちに、
いつの間にかコツを掴み、
何とかできるようになってきました。

そこからは早かった気がします。
確か、課題曲でカシオペアの「スペースロード」と言う曲が有ったんですが、
その曲も楽に踏めるようになってました。

恐らくすごく練習してテンポ160位では踏めるようになってたのではないでしょうか?


しかし、その後にプロのオーディションを受けていくうちに気付いたのですが、
オーディションでは現在も含め一度も
サンバキックはありませんでした。

つまり、教室の先生の一言で始まった
「プロになるにはサンバキックが出来ないとだめだ」は、

都市伝説だったわけです。

ちなみにこのサンバキックですが、
ずっとやってませんでしたが、最近サポートしてるバンドで復活しました。





2012年4月17日火曜日

サンバキック都市伝説①


サンバキックと言うとドラムをやったことがない人は何のことか?
さっぱりわからないと思いますが、
ラテンのリズムで
その特徴の一つに
ドドッと言うバスドラの2連打が永遠続くパターンなのです。

動画で検索してみると出てくると思いますので、
もしよければ見て頂ければと思います。

さてこのサンバッキクなのですが、
ドラム教室の課題を熟し、中級ぐらいのレベルに入った辺りで、
教室の課題として出てきました。

先生が何気なくやってましたが、
当時の自分としては目が点になりました。

ルーディメンツ等の手に関しては、
たいして苦労もなく、
熟してたのでこのサンバキックが大きな壁として現れたのです。

そして、ここの教室の先生がさりげなく
「プロはみんなできるから、プロになるならできないとね。」
と…

この言葉にかなり翻弄されました。

それからと言うもの、
毎日サンバキックの練習が始まりました。

手の奏法に関しては、
ペースの時と同様に根性でやればできたのですが、

このサンバキックはいくら根性を出してもできませんでした。
練習ではテンポを1ずつ上げていきましたが…
全くのお手上げ状態。

その後いろんなスクールやセミナーに行っては、
このサンバキックを習得しようとしましたが、
とても無理でした。

2012年4月14日土曜日

ドラムの一歩③


中学のときは周りにドラムをやってる人が居なかった為か?(笑)
自分と他人との比較が無かった故に
割とのびのびと練習し、
やがて8ビートも基本的な事は出来る様になって来ました。

そして中学を卒業し、
高校に入ったのでしたが、
ここで一人の先輩ドラマーとの出会いがありました。

その先輩はJAZZのドラマーで音色から
テクニック、そしてリズムがすごく強烈でした。

とても今の自分には足元にも及ばない!!
と入学当時、そんな衝撃を受けました。

そして、クラスの人にも、
「●●先輩のほうが君より全然うまいよね?」
的なことをいわれました。

実はここまでのこの流れですが、
私の過去のブログを読んで頂ければわかると思いますが、

小学校時代のマンガの時の
①強烈な先輩
②クラスの人に馬鹿にされた。

と凄く似たケースなんです。

マンガの時ですとこの段階で諦めが始まってしまったんですが、
ドラムの場合はなぜか?諦める気が起きなかったんです。

むしろこの先輩ドラマーに憧れ、
この先輩に追いつきたい!
いつか追い越したい!!
という凄い前向きな気持ちが起きました。

それと同時にそれまではさりげなく聴いていたフュージョンでしたが、
チックコリアやディブウィックルが好きになり、
(神保さんもしかり)
強烈にフュージョンドラムがしたくなったのです。

その先輩はジャズでしたので、
少しジャンルは違うのですが、
いずれにせよ本格的なテクニカル・ドラミングを習得したくなりました。

ルーディメンツの本を買ってきて練習したり、
ドラム教室をもっとプロ思考の教室に変えたり、
ドラムの練習時間も一日6~8時間に増やしました。


そして本格的なドラム道が始まるのですが、
この後大きな壁、
サンバキックにぶち当たるのです。

次回はこのサンバキック都市伝説について書きたいと思います。

2012年4月13日金曜日

ドラムの一歩②


なぜ?半年もエイトビートがロクにもできなく、
ドラムを諦めなかったのか?

恐らくドラムを始めたいきさつがあったのがまず考えられます。
それと、ドラムに関しては他にやってる人が周りに
あまりいなかったのもあるんではないでしょうか?

ちなみに学際目指すバンドのほうですが、
当初自分がベースをやる予定で別な人がドラムをやることになってたんですが、
俺がドラムを始めた為に、少しゴタゴタがありました。

ただドラムをやる予定だった人に、
『お前みたいなやつにドラムなんてできるはずが無い!』
的なことを言われたのも有ったのかもしれません。

しかし、それ以上にドラムを叩く人が他に居なかったので、
緊張しないで演奏する方法のところで述べた、
他人との比較が自然と無かったためだったと思われます。

それから学際の方ですが、
当初は出る予定を一旦キャンセルしたのですが、
実行委員の方でのミスで、
プログラムに記載してしまった関係上、
結果的に出る羽目になってしまいました。

急遽の事で慌てましたが、
一生懸命練習し出演しました。

自分の田舎ではバンドが珍しかったのか?
自分たちの出番の前のコーラス部はガラガラだったのですが、
自分達のライブは超満員でした。

今でも良い思い出として覚えてます。


やがて高校へ入学し…
ここでスーパーな先輩と出会うのです。

と今日はライブだったので、続きはまた今度。




2012年4月12日木曜日

ドラムの一歩


というわけで、
紆余曲折がありドラムを始めたわけですが、

ベースの場合、友達がギターを始め、
クラスの人に『お前は何の取り柄もない!』の一言に逆鱗した事が
始めたきっかけですが、

ドラムの場合は上記とは違い、
ドラムの音、スネアの音だったわけで、
本当に恋人と巡り会った感じだったわけなのです。

さてドラムを始めた当初、ベースを買ってもらったばかりと、
中学二年で来年は受験を控えてるため、
すぐにはドラムセットなんて買ってもらえませんでした。

ということで、
椅子をドラム代わりにして、練習を始めました。

とりあえず、教則本を買ってきたのですが、
やはり完全初心者のためどうしたらいいか?困ってしまい、
やはりこちらも親と相談して教室に通わさせてもらえることに成りました。

そして最初の壁にぶち当たったのが8ビートでした。

バスドラムのドチドドが出来ません。
(すみません何の事書いてるか?わかりませんよね?)

この基本的な8ビートがお手上げでした。
特にバスドラが、連打で続く箇所
ドチドドチドドのドドなんて頭がおかしくなりそうでした。

よく『ドラムの人って手足バラバラに動くいますよね?』

と言われますが、
それが見事に当てハマリました。

そしておそらく毎日のように練習すれば、
おそらく二週間ぐらいでできるようになるとは思うのですが
自分の場合恥ずかしながら、
半年近くかかったと思います。
授業中もこっそり練習してて半年です。

よく半年も諦めずに練習したもんだな?
と今でも思います。

恐らく他のことだったらとっくの昔に諦めて辞めてたと思います。

どうして続いたのか??
と…また長くなってきましたので、続きはまた後日!!


2012年4月11日水曜日

ドラムを始めたきっかけ④

前回の続きで、
衝撃的なドラムとの出会いから、
ずっとベースの練習が覚束無くなってしまいました。

当然、教室の宿題にも身が入らなくなってしまい、
毎日の様に楽器屋に行ってはドラムを眺めてくるという有様。
当然店員さんには変な目で見られ、
注意とはいかないまでも、
ドラム欲しいなら買えば?的な感じで声をかけられるようになりました。

実はここまできたらドラムをやれば良いと思うかもしれませんが、
僕の田舎は変な風潮がありまして、
ひとつ事を始めたら10年近くは他のことはするな的な感じで、
ベースを始めて半年も満たない状態で、
ドラムをやりたい!なんて言えませんでした。

しかしとうとう我慢の限界が来てしまい、
親にその気持ちを伝えたところ、
あっけなくOKを頂きました。

これには意外でした。

どうやら親にしてみれば、
バイクとかそういうものなら困るけど、
楽器なら全然OKだったようです。

しかしベース教室の先生は優しい口調でしたが、
かなり怒られました。

特に自分がまだ14歳で、
ないも知らない中学生の生意気な子供だったかもしれませんが、

例のジョンパティトゥッチフレーズ事件を棚に出し、
『ベースって対したことないですから!』
的な、強烈な発言が怒りを買ってしまったようです。

今考えるととても恐ろしい発言ですね。

ただ、今思うと当然一人生徒が減るわけですから、
いろいろといわれるのは当たり前ですね。

ということでドラムを始める決意をしたわけです。
しかし、
ドラムを始めた当初はベースのようにスムーズには行きませんでした。

つづく。



2012年4月10日火曜日

ドラムを始めたきっかけ③


と言うわけで、
ベースを始めて根性練習でしたが、
徐々に上達をしていった訳です。
今思うと手先・指先は器用な方だったとは思います。

この手先器用の件は、
現在のドラムの師匠にもよく言われます。

やはり、小さいころ少しだけでしたが、
ピアノを習いに行った影響だったのでしょうか?
それとも漫画を描いてたおかげでしょうか?

タラればになりますが、
もしこのままベースを本気で続けていたら、
今はどんな人生になっていたか?
罷り間違って、
スーパーベーシストになってたかもしれません(笑)

さて実はこの段階では
まだバンドの練習はやっていませんでした。
大体はメトロノームや音源に合わせて教室の宿題的な練習を続けてました。

そんなある日、
ベース教室から課題曲が渡されました。

それはアルフィーの『星空のディスタンス』だったと思います。
なぜこの曲をこの先生が選らだか?未だよく分かりません。

そして帰宅後その音源と合わせて
ベースを弾いてると、
どうも自分の心を揺さぶる音が聴こえて来るんです。

それがとても気になって練習が出来ないくらいでした。

どうしても気になってしまったので、
『これって何?』
友達に聞いたところ、
それは、ドラムのスネア音でした。

実はこの段階で初めてドラムと言う楽器を知ったわけです。

それと後から知ったのですが、
この曲のレコーディングでドラムを叩いてたのは
山木秀夫さんだったわけで、
若干14歳にして山木さんのドラムの虜になってしまったわけですね。

それからというもの、
この日を境にベースの練習が手につかなくなってしまいました。

もしかして衝撃的な初恋に近いのかもしれません。
近くの楽器屋に行っては
ドラムセットを眺める日々が始まってしまいました。

そして…


2012年4月9日月曜日

ドラムを始めたきっかけ②



さて友達がギターを始めたのをきっかけに
自分もギターを始めるつもりで居たのですが、
実はもう一人別な友達も同じ頃ギターを始めてしまいました。

そして、自分もギターを始める旨を最初に始めた友達に伝えたところ、
「ギター三人じゃバンド組めないよ」
と言われ反対されてしまいました。

実はこの段階で学際を目指す話が出ており、
とりあえず学際を目指すのであれば、
やはりバンドをちゃんと組んで出たいという流れてなってました。

「だったらベースやれよ!」
と友達言われ、

この当時、ベースとギターの区別がつかなかった自分は
あっさりOKをしてしまいました。

そんな感じでさっそく親に話をしてベースを買ってもらいました。
実は珍しいかもしれませんが、
自分の親は音楽活動をするのにすごく賛成の人でした。

幼少のころにはピアノを習わせかったらしく、
自分をピアノ教室に行かせたのですが、
何分、周りが女の子しかいなかったため、
恥ずかしがってすぐにやめてしまいました。
(今思うとすごく勿体ないですね。)

それでベースを習得するのにとりあえず、
誰かに習った方が良いだろうということで、
地元の音楽教室にベースを習いに行き始めました。

練習も凄く熱心にやっていた気がします。
ベースのレッスンを受けててひとつ凄い思い出があるのですが、
確か教室に行き始めて三か月くらい過ぎた時だと思います。

先生が何気なく、
確かジョンパティトゥッチのフレーズ集みたいな感じの、
高速テクニックの資料を見せてもらい、
「まぁ今すぐには無理だから、そのうち出来るようにね」
と言う感じで渡されました。


そして
「もしこのフレーズが出来たら、クラスの馬鹿にした奴を見返すことができる」
と変な思い込みをして、
徹夜で練習をし、
一週間でそのフレーズを弾けるようになってしまい、
翌週のレッスンで先生の目が鱗になってしまったを覚えてます。

ギターを始めていた友達も
その高速フレーズには驚いてました。
(完成度はどうだったか?は覚えてませんが(笑))

そしてそんなある日…
つづく


2012年4月8日日曜日

ドラムを始めたきっかけ。


実は小学校のころは野球が大好きでした。
真面目に甲子園とかプロ野球選手に憧れてました。
当時から熱狂的な巨人ファンだったことは覚えてます。
なぜ巨人を好きになったのか?はよくわかりません。
父の影響だったのかもしれませんが、
父親とは何度か巨人戦を見に行った記憶があります。

それと別途漫画を描くのも好きでした。
透明の下敷きに、よく漫画を描いていました。
夏休みや冬休みなど、友達が家に来ては毎日漫画を描いてたのを覚えてます。
1コマや2コマを真面目に描くだけで、
確か丸一日はかかっていたので
よく根気強く描いていたものだと思います。

そして、
どうして漫画を描くのを辞めてしまったかと言いますと、
今思い浮かべるだけで3つほど挙げられます。

ひとつは小学校時に漫画クラブに所属していたのですが
先輩で強烈にすごい人が居て、
その人に自分の漫画をダメだしされたことだと思います。

もう一つは同級生にかなりバカにされたことですね。
なんでバカにされたのか?は今でも思い出せませんが、
当時の小学生の純真な自分の心に傷がついたのだと思います。

そして最後の一つは、
自信を持って描いた絵をどこかのコンクールに出した際、
何の賞も貰えず落選してしまったためだと思われます。

そのあと中学に入り、
それでも多少漫画を描いていたのは覚えてたのですが、
小学校の時のショックとやはり漫画を描くことで、
クラスメイトに馬鹿にされた事で、きっぱりやめてしまったわけです。

ではどうしてドラムを始めたのか?

漫画を辞めた後、クラスの誰かに
「お前は何の取り柄もないやつだな!」
と言われ、
何か強烈な怒りと悔しさを心に刻まれたのを覚えております。

それと同時に仲良かった友達がギターを始め、
「何の取り柄もないと言った奴を見返してやりたい!」と言う気持ちになった事と、
もう一つは、
当時の先輩のギタープレイががかっこよかったのが
始めようとしたきっかけで、
これが音楽への道の第一歩だったわけです。

今思うとあまりアーティストとしての入り口としては
良いきっかけではなかった訳ですね。

ではギターを習得するつもりが何故ドラムに移っていったか?

とまた長くなってきましたので、
続きはまた後日!!


2012年4月7日土曜日

プロのアーティストとは?



プロのアーティストとはなんでしょうか?
集客力があることでしょうか?
それとも素晴らしい楽曲やテクニックを持ってるという事でしょうか?

自分が考える現段階の答えは、
リスナーに大きな夢や希望を与えることができ、
そのリスナーの人生を狂わすぐらいの影響力を与えることが
できるかどうかだと思います。

大きなステージでの演奏や、
ビックアーティストの仲間入りをしたい人は多く居ると思います。
また、そういうのを夢見てる人も多く居るでしょう。
自分もそうです。

ですが、人に夢を与えられることができるか?
どういった影響を人に与えることができるかどうか?
このことについて真剣に考えたことはありますでしょうか

人に夢を与える影響力を持つことは
決して軽いことではないと思いますし、
スクールで簡単に習えたり
マーケティングで使うような簡単な方程式でもおさまらないと思います。

昨年ですが、
とあるVoオーディションの審査をやらせて頂いた際に
上記の質問をさせて頂いたのですが、
残念ながらそこまで考えてる人は居ませんでした。

もしかして、
ある意味それをカリスマ性というのかもしれません。

ではどうしたらいいのでしょうか?
どうやったら、人に影響力を与えられるような
そのカリスマ性を持てるようになるのでしょうか?

自分の現段階での答えですが、
アーティスイトであれば
まず素晴らしい技術力を身に着けることが大切だと思います。

そしてその技術を超える人間性と心を磨くことではないでしょうか。

以前とある方から、
「どんなに素晴らしいテクニックや技術を持っていても、
最後はその人がどんな人間かが大切である」
と聞いたことがあります。

その人間力に多くの人は引き寄せられてくるのではないでしょうか。

しかしこれは、
あくまでも現時点での自分の答えです。

もちろん人間力だけを磨くのではなく、
技術を磨いていくうえでの話ですが…

と、
長くなってきましたのでこの話のはまた今度。



2012年4月6日金曜日

一人旅



先日実家の水戸市に帰りました。
東京から特急だと1時間弱、普通電車だと3時間近くかかります。
自分の場合どうも特急は苦手で、
各駅停車の方が好きです。

のんびりと時間を気にせず揺られるのと
なんといってもあまり車両に人が乗ってなく、
ほぼ貸切り状態の上にロマンスシートの故に、
脚とかが伸ばせるのがたまらなく好きです。

以前は毎年この季節になると伊勢まで行き、
帰りは永遠各駅停車で8時間以上かけて東京まで戻ってくるというのを行ってました。

どうもこののんびりとした電車の旅が自分は大好きの様です。

さて実家の水戸に本当に久しぶりに帰ってみたところ、
水戸の街は震災から大分復興してるように見えました。

しかしどうも活気が感じられません。
あれから一年以上過ぎましたが、
見た目上は復興してるように見受けられますが、
あの大震災は地元の人にとっては相当なダメージを受けてると感じました。

また、自分が幼いころよく見に行った映画館は
駐車場になっており、
よく通っていた楽器店は今はなくコンビニとなってました。

それだけでもすごく寂しいのですが、
渋谷のハチ公前とは言いませんが、
駅の周辺やデパートの周りは普通に歩いてるだけで人と触れ合うぐらい、
人に溢れていた活気さが全くありませんでした。
ゴーストタウンと言っても過言ではないくらい、
人気がありませんでした。

またお墓参りも行ってきたのですが、
父方の方はそうでもなかったのですが、
母方の方のお寺のお墓はほとんど倒れたままの状態でした。

そんな中、偶然かもしれませんが、
私の母方のお墓は倒れず済んでおりました。
あの状態の中無事だったのは奇跡だったのでしょうか。

それにしても
こういった光景を目の当たりにしますと、
テレビやマスコミでは放映されない部分でも随分と傷跡のが残ってるものだと感じます。

そして
少しでも自分が地域の復興や人々に夢や希望を当たられるよう、
力になれないものかと思いました。



2012年4月5日木曜日

ナンバーワンは凄い!?



先日BSでカーペンターズの特集が放映されてました。
内容はパーソナリティの谷村新司さんが、
リチャードカーペンターさんのご自宅にお邪魔し、
インタビュー形式で生い立ちからデビュー、
ヒットソングを作り出した秘話、
そして、
一躍トップアーティストになってしまった故の苦悩を語る内容でした。

ご存じのとおり
カレンカーペンターさんはドラムを叩き歌います。
当時としてはドラムで歌うのはフィルコリンズだけだったらしく、
しかも女性と言うことで大変珍しかったとのこと。

そしてデビュー曲はビートルズのヒット曲を
バラード風にアレンジした「涙の乗車券」でした。
そのサウンドはカーペンターズらしいアレンジとして、
まずまずのヒットとなりました。

その後「遙かなる影」の大ヒットにより一躍トップアーティストとなったわけです。

しかし、トップアーティストになったことにより、
自分の時間が無くなるだけではなく、
常にトップで居ないと周りに評価されないのでは?
と悩むようになったとのことです。

本当はもっと自分らしい音楽を追求したかったのですが、
周りがそうさせてくれないともおっしゃってました。

パーソナリティの谷村新司さんも同様経験をしたらしく、
ベストテンで1位を取ってしまった故に、
2位では世間から認められなくなるのでは?と言う恐怖にが来たとのことです。

そこで1位にしがみつくか?
それともそれを手放し、
自分の音楽性を追求するか?
どちらかを選ぶかを悩んだ挙句、後者を選んだとのことでした。

大概のトップアーティストは上記の事で悩むらしいです。

自分はドラマーとして、
ナンバーワンになったことはないので分かりませんが、
ナンバーワンになったことで、
それにしがみつくために精神的におかしくなってしまうのでないか?
と感じました。

ご存じのとおりカレンさんは32歳で亡くなり、
先日はホイットニー・ヒューストンさんが亡くなりました。

トップアーティストになってしまい、
それ以外では周りから認めてもらえないという恐怖の苦悩に
悩まされてたことが想像できます。

あくまでも個人的な考えですが、
ナンバーワンになることは凄いことですが、
それ以上に大切なことはあると思います。

もしこれを読んでる方でナンバーワンになることや、
周りからの評価にしか価値を見出さないで居る方がおりましたら、
もう一度充実した人生を歩むうえで
本当に大切なものは何か?
再度考えてみては如何でしょうか。



2012年4月4日水曜日

人前での演奏とヨガの関連性(その2)。



前回書いた
ヨガのシャバーサナ(安らぎのポーズ)をしてての感想の続きですが、
凄く気持ちが穏やかになります。
たとえて言うなら温泉の良いお湯に浸かってる状態に似てます。
そして、その時に何か悩み事があるとしたら、
それが凄くちっぽけなことに感じてきます。
つまり、特にそんなことで悩まなくても良いじゃん!
なんでこんなくだらないことに悩んでるんだ?
的な感覚になれます。

だったら温泉で良いのでは?的な考えもありますが、
どうも温泉だとここまでの感覚になれない気がします。

そして…心身ともに健康で生きてるだけで幸せなんだなぁ~的な感じを
味わうことができます。

つまり
心身ともに健康であるが故に、音楽活動ができるわけであり、
健康があるが故に悩みや苦しみや喜びがあると感じるわけです。

そして、健康で生きているだけで本来は人は幸せであり、
そのことに対して感謝の気持ちが出てきます。

この感覚は私だけなのでしょうか?

大体ヨガの後はそういった感謝の気持ちが表れますので、
満員電車や多少の嫌なことでも平気になったりします。
むしろ余計な親切までしだしちゃいます(笑)

また、当然生きてるだけで幸せいっぱいの感覚ですので、
人の評価とか、
他人と自分との比較とか、
自分の情けないところとかが気に無くなりますので、
演奏で緊張することも減ってきます。

ということで、大きなライブやオーディション前とか
どうしても緊張する場面が想定される直前には大変かもしれませんが、
ホットヨガを受講することをお勧めます。

ちなみにこのホットヨガですが、
担当してくれるインストラクターの先生によっては癒され度がかなり違いますので、
自分と相性の良いインストラクターを見つけることもポイントになります。

いずれにせよ、
ホットヨガも体験レッスンをやってるところが多々ありますので、
一度行ってみては如何でしょうか。





2012年4月3日火曜日

人前での演奏とヨガの関連性。


今回はヨガについて少し書きたいと思います。
ヨガは心身ともに良い影響を与えてくれますが、
もしかしてこれは自分だけが感じてるのかも知れません。
従いまして本当に参考程度に読んでいただければと思います。

ヨガを始めたきっかけは、もともと関節が固く、
その関節を柔らかくしたいという思いからでした。
実はヨガの前に身体を柔らかくしてくれると言う体操を習いに行ってたのですが、
特に効果はなくどうしようか?と考えていたところ、
知人に薦められて始めたのがきっかけです。

ヨガのレッスンをしてくれるところを
インターネットで調べるとかなりの数が有り、
正直どこに行ったらいいのか迷ってしまいました。


とりあえず体験レッスンを受けてさえてくれてるところと、
たまたま知人が池袋近辺なら一緒に通っても良いということでしたので、
そのあたりで探してみました。


ヨガとなると欧米とは違い日本の場合、
大半の人がダイエット目的で通う様です。
従いまして、
日本のヨガ教室の殆どは女性が通うのではないでしょうか。
実際に体験レッスンも男は自分一人と言う状態でした。

そしてホットヨガでしたので、
もしかして気分が悪くなるのか?と心配してましたが、
そんなことなくしかもシャワールームも一人でしたので
かなり爽快な気分になったのを覚えてます。

さてここのヨガ教室ですが、
最初にヨガに対する心構えを言います。
『ヨガは決して人と比べることなく、自分のペースで…』
この言葉には衝撃を受けました。
自分が提唱してる
人前で緊張しない演奏方法の考え方の部分を言ってるのではないですか。

そして準備と呼吸に対して入念に時間をかけてくれます。
この時点で汗がかなり出始めます。

その後さまざまなポーズを行い、
大量の汗をかいた最後に
シュバーサナという安らぎのポーズをします。

どうやらさまざまなポーズの最後にこのポーズをすることで
人前で緊張しなくなるための、
心と身体に効果をもたらせてくれる何かを
感じさせてくれる状態になれるようです。

そのポーズをしてる時に実際に感じた感想ですが、
また長くなってきましたので、続きは後日…。





2012年4月2日月曜日

ピアノも弾けるドラマー



タイトルは凄いのですが、
なんてことない今日はピアノのレッスンの日でした。


今年なってからピアノのレッスンが復活してもう三か月程経ったわけですね。
とりあえず少しずつですが続いてるといった感じです。

しかしながら、
この少しずつというのが意外と大切なのではないでしょうか。

継続は力なりと言うことわざや、
石の上にも三年ということわざのその言葉通り、
毎日コツコツと続けることが何事でも大事ではないでしょうか?

最近の兆候としては、
すぐに弾ける○○○とか、
速攻○○○やたった○日で習得!!等、
すぐに習得できてしまうノウハウものが流行ってるようです。

ただ自分が思うに
何でも簡単にすぐに出来てしまっては
中身が薄い物になってしまうのではないでしょうか。

その逆に長年コツコツと積み重ねてきたものは、
どんな事があろうとブレることはないと思います。

それも大きな自信の一つになるのではないでしょうか。

そして、無駄だなと思って取り組んだことが、
意外に後から役に立ったりすることが有ったりします。

彼是と手を出しすぎるのもどうかとは思いますが、
すぐに結果を求めすぎるものもどうか?
とも思います。

その道を極めるのは難しいかもしれませんが、
諦めずコツコツと続けてれば、
いつかはその道も極まると思います。

諦めるのは簡単、
しかし続けることは大きな財産。

何かを続けてきたこの道は変わらぬ事実でありますから、
一つでも道を極めてみてはいかがでしょうか。

と、今回はヨガを書く予定でしたが、
ピアノのレッスンが有ったため、
そっち的な内容になってしまいました。

それでは。