2012年3月28日水曜日

人前で緊張せずに演奏するには?(その②)



緊張せずに人前で普段通りに演奏する方法として
前回は身体編をお送りしました。

あくまでも個人的な意見としてですが、
ライブ等の演奏前には十分なストレッチ、
もし可能ならヨガをすることをお勧めます。

そして今回は精神面編、考え方です。
こっちは奥が深いのですぐには効果は無理かもしれません。
これを書いてる自分もまだまだ訓練が足りないと思ってます。

では、人前でドラムや演奏等をする際に、
緊張しない方法の考え方の一つとして、どの様な考えを持ったらいいのか?

それは
「他人と自分との比較を辞めること」
だと自分は思います。

難しいかもしれませんが、
ひとつの方法としてこれをお勧めます。

日本人に限らず、資本主義社会は競争ですので、
幼いころから他人より優秀じゃないといけないみたいなものが、
心の奥深くに気に刻まれてしまってるようです。

自分も祖母がよく従兄弟と比較するので、
常に従兄弟と競争!みたいな精神を埋め込まれた感じです。

また、ある人から聞いた話によりますと、
例えば、あるテストで60点が合格ラインだとして、
自分が80点、周りの人が90点だった場合と、
自分が60点、周り人が50点の場合では、
後者の方が本人は嬉しいらしく、安堵できる様です。

これには驚きました。
60点の合格ラインで80点というのは
充分に素晴らしいと思うのですが、
そういったところにフォーカスせずに
他人との比較で、
劣ってるか勝ってるか?という劣等感、優越感、
そういった部分にフォーカスをしてしまう…

この否定的感情が人前での演奏の緊張につながってると思いますし、
人との比較を捨て
自分が努力したことに肯定的感情が
芽生えないと本来持っている自分らしいさも出てこない気がします。

偉そうなことを書いてる自分も
対バン形式でライブをすると、
どうしても対バンの演奏が耳に入ってきて、
つい比較作業を始めてしまったりします。

こういった場合は、敢えてその場を離れたりします。

上手い人の演奏を聴いた方が良い!との意見もあるかもしれませんが、
それにより比較作業が発生したり、
否定的な感情が生まれるのでしたら、やめた方が良いと思います。

長くなってきましたので、
今日はこの辺で。









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